前にも書きましたが、英語を学ぶ上で、英語の聖書表現やエピソードなど不可欠です。
先日も英語のテキストで”Good Samaritan”をもとにした話があり、学生たちに説明しました。
Good Samaritanとは。。。
with no discussion for compensation, and no thought of a reward.”
「他人が助けを必要としている時に助け、報酬を求めたり、
お礼をもらえるか考えたりしない人のことです。」
これは新訳聖書に書かれている「善きサマリア人の例え」に由来しています。
イエスが隣人への愛を説く時に、ある瀕死のユダヤ人を、同じユダヤ人司祭は無視して通り過ぎ、当時ユダヤ人から忌み嫌われていたサマリア人が何の見返りも求めず助けたという善行を、例えとしたものです。よきサマリア人とは憐み深く、苦しんでいる人を進んで助ける人のことを意味します。
アメリカにはGood Samaritan law(善きサマリア人の法)といって、急病人や怪我人などを助けようと善意で行った救助行為によって、逆に事態を悪化させても、責任は問われない、とする法律があるようです。
アメリカは訴訟社会ですから、普通ならそんなことがあれば訴えられて大変なことになるでしょうが、素晴らしい法律ですね。
勉強になるだけではなくとても励ましてくれる言葉も沢山あります。
わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。(イザヤ書41:10)」
”Don’t you be afraid, for I am with you. Don’t be dismayed, for I am your God.
I will strengthen you. Yes, I will help you. Yes, I will uphold you with the right hand of my righteousness.”
川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。
あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。(イザヤ書43:2)」
”When you pass through the waters, I will be with you; and through the rivers,
they will not overflow you. When you walk through the fire, you will not be burned,
and flame will not scorch you.”
そして、希望は失望に終ることはない。 なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。(ローマ 5:3-5 )」
”Not only this, but we also rejoice in our sufferings,
knowing that suffering works perseverance; and perseverance,
proven character; and proven character, hope. and hope doesn’t disappoint us,
because God’s love has been poured out into our hearts through the Holy Spirit who was given to us.”
これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました。( 詩篇119:71)」
”It is good for me that I have been afflicted, that I may learn your statutes.”
”In nothing be anxious, but in everything, by prayer and petition with thanksgiving,
let your requests be made known to God.”
いつも大変な時、苦しいとき、悲しいとき、困ったとき、これらの言葉が私を慰め支えてくれます。
そして聖書の知識は英語やその文化を理解するのに本当に役立ちます。
一度英語対訳の聖書を読んでみてもいいかもしれません。