メルマガが長すぎる、というご指摘をいただきましたので、たまには短くしたいと思います。
今日は多くの英語学習者が感じている、こんなお悩みにフォーカスします:
頭ではわかってるのに、口から英語が出てこない
単語は知ってるのに、文章がパッと作れない
「何か言わなきゃ」と焦って固まってしまう
…そんな経験、ありませんか?
実はこの“言葉が出ない問題”、ちょっとした習慣で変えていけるんです。
今回は、スピーキング力を上げるための5つのシンプルな習慣をご紹介します。
1. 毎日5分の音読+シャドーイング
簡単な英語の文章を声に出して読む(音読)→ 聞こえた通りに真似する
(シャドーイング)ことで、口・耳・脳を連動させましょう。
最初は1日たった5分でもOK!
☆初心者におすすめの教材:
– NHKラジオ英会話(基礎英語1・2・3)
中学レベルで使えるフレーズが満載。スクリプトも音声も無料。
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/
– Voice of America ? Learning English(Level 1)
ゆっくり・はっきり話す英語ニュース。内容もやさしい。
https://learningenglish.voanews.com/
– Oxford Reading Tree(ORT)などの英語絵本
意味がイメージしやすく、シャドーイングの第一歩にぴったり。
☆中級以上向け:TED Talks / BBC Learning English なども効果的です。
2. 英語日記で“自分の言葉”をストック
前のメルマガにも、「英語で日記を書こう!」というタイトルで書きましたが、言いたいことが言えないのは、「自分の言葉」を持っていないから。
日常の出来事や思ったことを1行だけでも英語で書く習慣をつけましょう。
とても効果的ですよ。
3. 決まり文句は“反射神経”で!
これもよく過去のメルマガにとりあげましたね。もう一度読んでみてください。
ネイティブがよく使う定番フレーズは、瞬時に言えるように何度も口に出して練習!
たとえば:
– “That makes sense.”(なるほど)
– “I’m not sure, but…”(確かじゃないけど)
– “Let me think.”(ちょっと考えさせて)
これだけでも会話がぐっとスムーズになります。
4. 一人英会話で“口慣らし”
頭の中で英語で話す 、または 実際に声に出して1人で英会話をしてみましょう。
「今日は疲れたな…」→ “I’m so tired today.”
「明日は早起きしないと」→ “I have to get up early tomorrow.”
…日常のつぶやきを英語にしていくことで、自然と“口が英語に慣れて”きます。
5. 英語で考えるクセをつける(または、簡単な日本語で考えてみる)
急に英語で考えろと言われても、困りますよね。
まずは、英語を話すとき、毎回難しい日本語で考えて、英語を話そうとしていませんか?
それだとどうしてもスピードが遅くなるか、英語がでてきません。
コツは、頭の中で小学生に話すような簡単な日本語で考えること。
難しい日本語で頭がいっぱいだと、英語にできません。
最後に…
どれも難しいことではありませんが、“毎日コツコツ”が最大のコツ。
習慣にすることで、英語が「勉強」から「反応」に変わっていきます。
ぜひ、今日からひとつでも試してみてください。
きっと、「あ、出てきた!」という瞬間が増えていきますよ。
頑張ってください。