TOEICテストとアメリカ文化

TOEICテストとアメリカ文化

先週は“英語と聖書”というお話をしました。

さて、今日は“TOEICテストとアメリカ文化” についてです。

TOEICテストはちょっとグローバル化した
という話を聞きます。

なるほど、写真描写問題にはいろんな文化の人の写真がある。

またリスニングにもリーディングの問題に出てくる登場人物
も読めない聞いたことのない名前が出てくる。

フムフム

そしてリスニングのスピーカーはアメリカ人だけではなく、

オーストラリア人、カナダ人、イギリス人。
(うーん、でもまだまだワールドイングリッシュではないなあ)

でも、でもですよ。

TOEICを教えていて、時々唖然とします。

これってアメリカに住んだことがないとわからないだろうな
という問題が出てくるのです。

そしてそれは、理解をするのが困難になることもあるのです。

例えば、リスニングの問題で、

“Okay, shall we start painting the living room first?”
「オッケー、じゃあ今のペンキ塗りを始めよう)

それの正解が
“Sure, let’s cover all the furniture “
「いいですよ。家具をカバーしましょう」

アメリカでは家のペンキ塗りから壁紙変えなどから全部自分で
やっちゃう人が多いです。

私も仲良しのアメリカ人の家に行った時、たまたま
ペンキ塗りの最中で、すべての家具にカバーがかかってました。

そんな風景に馴染みのない私たちが、これを正解に選ぶかしら?

そのほかにも

“Where is our manager’s new office?”
「部長の新しいオフィスはどこ?」

その正解が

“it hasn’t been assigned yet.”
「まだ割り当てられてないんだ」

TOEICレッスンをしている生徒さんも

「???」

そうですよね。アメリカのドラマを相当見ていないと、
また、実際にアメリカの会社に訪れたりするとか、働いてみないと
わからない!

ある程度の地位があると、個室のオフィスが割り当てられるんですね。

え?日本?

机をばあっと並べて、まあ大会社の社長や重役以外は
所せましと座っていますよね。

あ、部長の席は独立していますけど、個室ではない。

他にも、

ABC company is holding a company picnic next Saturday、
so be sure to bring your family. All the foods will be provided.

「ABCカンパニーは土曜日にカンパニーピクニックをします。
家族をつれてきてください。なお食べ物は会社により支給されます。」

え?会社の人たちがおにぎり(サンドイッチ)でももって、
家族でどこかでお弁当広げてピクニックするの??

ちょっと違います。日本語では“野外親睦会”なんて訳されていますけど、

近くのパークなどで、社員がバーベキューなどをやりながら親睦を
深める感じです。

多くの場合、家族、独身の場合は彼氏、彼女なども来て楽しみます。

日本のように、社員だけで、飲み屋にいって、夜宴会とはちょっと違う。

このcompany picnicが何かわからないと、答えるのに迷うことも
あるんです。

あと、あのアメリカの独特のコンロをstoveというとか。。、
家の前のdriveway((建物・車庫などから道路までの)私設車道、車道)

なども実際に見ないとわからない。

授業中に写真を見せたり、説明したりします。

TOEICにアメリカ文化が満載なのは仕方がないですし、
それがいけないとも思いません。

しかし、勉強するときに、それも理解するのも必要かも
しれません。