在米38年のビジネスマンの最強英語習得法

ある大学のリスニングスキルを教えるクラスで、ZOOM授業をすることになりました。
せっかくのZOOMだから教室から飛び出して海外在住のゲストを呼ぼうかと思い、最適な方を思いつきました。

在米38年のビジネスマンの方で、アメリカで駐在員ではなく普通にアメリカ人と仕事をして大成功されている高橋さん。
そして、いつも書かれるFacebookの記事から、アメリカでの社会情勢、経済、政治、問題など、きちんと英語で理解されて書いていらっしゃる。

留学を目指して、英語をマスターすると燃えているこの大学の学生には必ずよい刺激になると思い、ゲストスピーカーでカリフォルニアから参加していただきました。

まず、ZOOMで打ち合わせした時に、英語でしたのですが、この方は本当に日本人?と思わせるように美しい英語を話される、チャラチャラした英語はなく、ガッツリな英語!(変な表現だけどそんな感じ)
アメリカで日本人としてではなく、普通にバリバリと仕事をこなし、ある時は経営者になったりして、普通のアメリカ人でも大変な仕事を、みごとにこなされてきた。
ヘッドハンティングで数々の会社に引き抜かれた凄い方です。

前置きが長くなりましたが、高橋さんが学生に話してくれた最強の英語習得法を私も忘れないうちにまとめようかと思いました。

1. アバターを作る

英語を話す時用に、アメリカ人の名前を付けて自分のアバターを作る。
そうすると話しやすくなる。おまけにアメリカ人に名前をすぐに覚えてもらえちゃう、英語脳を作るための別人格。
アメリカで暮らし、生活するにはこういうものが必要。
特にアメリカは勝ち負けの社会なので効果的!

2. 英語をBGMのように絶えず聴く!

それも勉強という感覚ではなく、楽しくやる。
お勧めはFriendsというsit com!分かりやすい英語で親しみすやすい。
英語字幕みたら、次は字幕を消してみる。

3. とにかく外国人と話したりして、(クラスメートでもOK)

英語を使う。英語を話すときは、話し続けることが大事。
言葉につまったら,”I think~とかなんでも口に出す。
big wordを使わなくてもeasyな言葉でOK。ただ変なスラングは避けた方がよい。
ビジネス英語も結局は日常英語をやればできるようになる。

その他にも、英語を専攻している学生には耳が痛いのですが。。

※英語なんて社会にでれば、誰でも話せちゃうものだから、何も特別でもない。それ以外の+が必要だ。それを見つけよう!
※留学して英語を学ぶなんて甘い!留学した時には、もう完全に英語が話せる状態でいけ!でないとお金の無駄。

そして、高橋さんは決して小さいときに英才教育を受けた留学したわけでもなく、小学校の時に、近くの英会話学校に通い楽しくゲームをしたというくらい。
なのに大学時代に留学1年した時には、もう英語はマスターしていたそうです。
彼曰く、アイデンティティが確立する20歳前に留学をするのは勧めないとのこと。
だしかに、私も高校留学1年しただけなのに、大変なアイデンティティクライシスでした。

学生の質問に対してのT氏の名言!

どれくらい英語を勉強したかって?僕は“勉強”なんてしなかった。
映画やドラマ見たり、外国人の友人と遊んだりしてなんとなく身についたかな?

SHYになるな!アメリカにいってSHYでいると、あなたはnobodyだ。存在に気づかれない。
(わかるなあ。高校時代に経験しました)

完璧な文法や発音なんていらない!ともかく話すことだ!通じればそれでいい。

全部書ききれませんが、学生の質問も面白かったし、そのやりとりもすごくよかったです。
あっという間に時間が過ぎました。

きっと学生たちも大きな刺激と影響を受けたと思います。

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