日本から海外留学する数は最近あまり増えていないということで、政府ももっとたくさんの若者が留学してほしいと願っていますね。
勿論、若いときに海外に留学して、海外で新しい体験をするのはすごく重要なんですが、大学のレベルで、いわゆる”語学研修“という名の留学プログラムが大変多いのは気になります。
うーん、確かに、観光ではなく、海外に一定期間滞在して、英語を勉強するのはいい刺激になると思います。
が、せっかくお金を使って海外の大学にいくなら、まずは日本でしっかり英語力を付けてから、海外の大学にdegreeを取りに行くくらい、または単位を日本の大学に振り替えられられるようにしてもらいたいもの。
一説によると、優雅に英語を学ぶためだけだけに行くのは日本人がほとんどとか。
何度も言いますが、体験もいいのですが、やはり海外の大学では正規の留学をとるといいですね。
そのためには、まずTOEFLの勉強をしっかりする。
Reading, Listening, Speaking、Writingのスキルがすべて試されるTOEFLでよいスコアをとるように必死に勉強してください。
やはり、まずはかなり難しめの英語を、さっと読んで、意味を把握する力が必要。
TOEFLのReadingでいいスコアをとれるように目指しましょう。
英語をかなり速く読んで理解できないと、授業前までに読まないといけない膨大な量のテキストやハンドアウトにはついていけません。
そしてまた英語を聴けないと、授業についていけないし、特に書けないと、膨大な量のレポートが書けません。
日本の大学の時と違い、自分で考え、自ら調べてきちんと書かないといけないレポートは大変です。
クラスにもよりますが、1つの授業で3つか4つこのterm paper(レポート)を書く必要があります。
特に、英語のライティングは日本人の学生は弱いので強化したいところ。
まず、term paperのテーマを自分で決めるのに苦労します。
日本では先生に「お題」を出してもらうことが多いので、私も戸惑いました。
そして気を付けねばならないのは、「plagiarism」です。つまり盗用。
日本の大学は、かなり甘いのですが、本に書いてあることをそのまま書いてみたり、あたかも自分のアィデアのように書くのはNG!
それがバレたら、まず単位不認定になりますし、学位論文なら、エライことになります。
せっかく大金を使って大学に留学するなら、あちらの大学でdegree(学位)をとるくらいの気持ちが頑張ったほうが、将来のためになります。
ちょっとくらい語学留学しても、よほどユニークなことしない限り、就職のためには役に立たないです。(もちろんTOEICで900点とったり、TOEIC Speaking & Writingテストで満点とるなとすれば別ですが)
ますは日本でしっかりTOELの勉強して、あちらの大学でやっていけるだけの実力つけていきましょう。
頑張ってください!