よく使われる英語のことわざ

英語のことわざは、ネーティブがふと日常会話の中で使ったり、洋楽の歌詞に出て来たりします。
また、自分が言いたいことも、このようなことわざを使うと簡単に意味が伝わることがあります。

そしておもしろいのは、英語のことわざには日本のことわざと同じ、またはよく似た意味を表すものが多いんです。
国籍が違っても、考え方は似ているかもしれませんね。

みなさんにクイズです。
この英語のことわざ日本語でなんといいますか?

1. Love is blind.
2. There is no account for taste.
3. After the storm comes a calm.
4. It is no use crying over split milk.
5. Better to ask the way than go astray.
6. If you chase two rabbits, you will not catch either.
7. Easy come, easy go.
8. Better safe than sorry.
9. Failure teaches success.
10. No pain no gain.

では正解です。

1. Love is blind.
「恋は盲目」

これは言葉どおりですね~

2. There is no account for taste.
「蓼食う虫も好き好き」

直訳すると、好みを説明するのは不可能という意味です。

3. After the storm comes a calm.
「雨降って地固まる。」

これも言葉どおりですね。

4. It is no use crying over split milk.
「覆水盆に返らず」

直訳すると、こぼれたミルクについて泣いても、仕方がない。。
つまり一度してしまったことは取り返しがつかないということ。

5. Better to ask the way than go astray.
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

”astray”は「道に迷って」という意味なので
直訳すると、「道に迷うより、聞け」という意味です。

6. If you chase two rabbits, you will not catch either.
「二兎を追う者は一兎も得ず」

これも、英語通りですね~。

7. Easy come, easy go.
これは「悪銭に身につかず」とはちょっと違うようです。

簡単に手に入るものは、すぐに無くなるという感じでしょうか。
1つ目は、ものを失ったときに自分自身に対して独り言のように「簡単に手に入れたんだから、なくしてもまあ仕方ないね」と言った感じで開き直りで使ったり、他の人が簡単に手に入ったものを失ってショックを受けていたら、「簡単に手に入ったものなんだから後悔する必要ないよ」というニュアンスです。

8. Better safe than sorry.
「備えあれば憂いなし/転ばぬ先の杖」

あとで後悔するよりは慎重にしたほうがいい、用心に越したことはない

9. Failure teaches success.
「失敗は成功のもと」
10. No pain no gain.
「何事も苦労なくしては得られない」

この9・10番は個人的に好きな表現です。

いかがでしたか?
このような表現は、ネーティブが日常的に使う表現なので、覚えておいて使うと一目おかれますよ~。
頑張りましょう!

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