英語を話す時は、できるだけ丁寧な言葉を使うのが無難です。
よく、日本人は
”Oh yeah!”
とか連発する人がいますが、私はそういう表現を使っている学生に対して注意します。
”yeah”って、「うん!」
という感じなので、それを目上の人や、あまり知らない人に使うのはよくないです。
前に、大学でスクールバスを待っているときに、アメリカ人の留学生が
「まじかよ~」「うそやろ?」
などと日本語で電話しているのを聞いて、驚き、また違和感を覚えました。
これと同じように、私たちも英語を話すときには、できるだけclassy(品のよい)英語を話したいものです。
やはり言葉はその人の品格や育ちを表すのです。
英語にも丁寧語があります。
以前のメルマガでも助動詞を使うと丁寧になると書きましたよね。
お願いするとき(助動詞の過去が大活躍)
「お願いがあるんですが」
”May I use the bathroom? ”
「お手洗い借りていいですか」
”Would you mind opening the door for me? ”
「申し訳ないのですが、ドア開けてもらえませんでしょうか?」
一つ気を付けたいことがあります。
昔、pleaseつければ丁寧になると習いませんでしたか?
でも必ずしもそれがいいわけではありません。
最近読んだ「英語の品格」Rochelle Kopp著 に面白いことが書いてありました。
病気で会社を休んでいる人に”Please get well.”というのは失礼。
ニュアンスとしては、早く治って仕事に戻って!という感じです。
”I hope you feel better soon.”というのがいいでしょう。
また、家に入るときに、靴を脱いでほしいとき。
”Please take off your shoes.”
これもなんだか命令口調になり不躾なようです。
まあ、”Please come in!”とかはいいでしょうけど、なんでも”Pleas”つければいいというものではないようです。
お願いするときにはこの二つをマスターしましょう。
”Would you mind taking off your shoes?”
私のブレークスルーのネーティブの先生にメールでお願いするときも極力こういう表現を使っています。
他にも
「ちょっと遅れて提出しておいいでしょうか」
”Would you mind if I get there earlier?”
「少し早く到着しても大丈夫でしょうか?」
”Would it be possible to submit it later?”
「少し遅れて提出しても大丈夫でしょうか?」
などなど。
スラングも使いすぎない方が無難ですし、
特に、悪い言葉、罵り言葉(swear word)などは避けた方がいいです。
classyな英語を話すようにしましょう!