バーチャル留学

バーチャル留学

留学にあこがれる人多いですよね。

私も高校、大学、大学院と最高の時間を持ちました。でも最近はこの

新型コロナウィルスの感染爆発で、留学はストップ状態。

私の勤務校の一つは留学生を日本から一番多く送る大学として有名なのです。

なのに、去年から留学している学生は帰ってこさせられ、

そして留学をするのを夢見て入学してきた学生はどこも留学にいけません。

どうしたものか??

皆さんは「バーチャル留学」という言葉を聞いたことがあるでしょうか

今年は「バーチャル留学元年」と言っても過言ではないくらい、

世界中の教育機関でこのサービスが一気に始まっているようです。

航空券やビザ、滞在先の手配などが必要なく自宅にいながら海外留学に

参加ということ。。

まあ海外とのオンライン英会話とか流行ってますが、これは

本当の海外留学と同じように、いろいろな国の学生と授業を受けるものみたいです。

一日4-5時間英語漬けなんて夢じゃない??

先日バーチャルホームスティという制度がオーストラリアでやっていて人気が

あるという報道もありました。

このように、ベーシックな英語を学ぶバーチャル留学もありますが、昔から

E-learningに力を入れてきたアメリカの大学などいろんな講座もありますし、

実際に学位をとったりできるところもあります。(これは昔からある)

日本でも「MOOC(ムーク)」と呼ばれる、インターネットを利用した

オンライン学習システムが注目を集めています。MOOCとは「Massive Open Online

Course:大規模オンライン公開講座」の略称で、インターネットを通じて、

海外や遠方の教育機関の講義を視聴することのできるものです。

世界中の誰もがオンラインを通じて大学の講義を主とした教育を無料で

受講できるようにすることを目的に立ち上げられたもので、

アメリカを中心とした世界の大学が講義をアップロードしています。

マサチューセッツ工科大やハーバード大といった有名大学をはじめ

講義を提供する大学もかなり増えてきています。10年ほど前から

本格的にスタートしたシステムですが、現在では日本でも東京大、

京都大、早稲田大など複数の大学がMOOCに参加しています。

MOOCの例

◆Coursera(コーセラ)
スタンフォード大学が2012年に開発したプラットフォーム。

3900以上の講義を提供しており、世界中で利用者数が4500万人を超えている。

◆edX(エデックス)
マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学が、2012年に創立した

MOOCのプラットフォーム。2500以上のコースが提供されており、

世界で1400万人以上が利用しています。

ただ、、世界的に広がりを見せるオンライン学習ですが、無料のMOOCでは

ほとんどが単位や学位取得にはつながりません。MOOCに講義を提供する

一方で、アメリカの大学では、単位や学位が取得できるよう、

独自に提供するオンラインコースが増え、とても充実してきているようです。

日本でもこれだけ大学でもオンライン授業が実地されているので、

若者もオンライン授業に慣れてきたのではないでしょうか?

「バーチャル留学」で基礎の英語を学んでもいいし、本格的に

取り組みたかったら、このようなオンラインでe―learningをやってもよし。

楽しく、ためになるオンライン留学もいいですね。

費用は実際の留学ほど高くないし、試してみてもいいのかも??

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