大学オンライン授業に突入
この春休み後半から急遽大学のオンライン授業が決まり、
この3月後半から4月、5月。。ほんとにほんとに大変でした!
(今でも大変だけど)
3つの大学を掛け持ちなので、各々の大学の学内のLMSを学ぶ。
そしてクラスを配信するためのツール、ZOOMとMicrosoft teams
を覚える。そしてそれをマスターするだけではなく、
アナログで作成した教材をデジタルに振り分ける作業が半端ない!
ホントに I need a secretary !
いざ始まると、まずその前の準備、そしてクラス後のフォローがすごい!
続々とくる課題提出は一日に時には200以上!!
ギャア~!!
授業の当日は朝から夜(夜中)までパソコンの前に座りっぱなし。
まあ、これも慣れていくのかもれませんが。。。
私はそんなにテクノロジー通ではないので、
大学の先生方のオンライン授業のページを覗くと、わからない言葉
がたくさーん!
もう先生の間でもデジタルデバイドが起こってかも。
私は、ともかくオンライン中継でやることにしました。
語学の実践的な授業なので、一方的な講義ではありいません。
だから、録画しておいて見せるということも
難しいし、アテンションスパンの短い(笑)学生を惹きつけるには
リアルタイムしかない。そしてこういう授業には双方向が一番だと
思うんです。
勿論課題もさせませけどね。
最初の週ですが、新鮮なのか、学生たちとても嬉しそうでした!
やっぱりあまり外出したり、人に多くあってないのか、
「なんか、たのし~!」という声もありました。
これまでの印象!
1. ビデオで顔を出したがらない学生が思ったより多い。
なんでかな?真っ黒の画面に名前だけ出ている集団は気味が悪いし、
臨場感に欠けるので
オンにしてー
といってもなかなかオンにしない。
大学によっては、学生の顔はビデオオフでお願いしますって
いうところもあります。(変な配慮)
2. 思った以上に臨場感がある。
わからん!という呟きや、
説明にフムフムとうなずいていたり、へんてこな質問してきたり
リアルの授業に近い!!
勿論問題もあります。
3. 学生は普通以上に呑み込みが悪い!(そのフォローに多大な労力がいる)
対面授業でも、こちらの説明がクリアにわからない学生が数人いますが、
オンラインだとやはりその比率が劇的に増える。
授業の後にこちらにこっそりきて聞いたりすることもできないのも
あるのだろうけど。
細かく説明したつもりでも、とんちんかんな質問が後になりメールで来る。
それも何度も何度も!!
“はああ?授業聴いてたの???”
と叫びたくなるのを抑えて
フィードバックするのですが、メールでの指示はなかなか大変です。
準備も、授業もフォローも多大な教員も努力がいりますが、
So far so goodまあここまではいいかな~って感じです。
勿論パソコンやネット環境が整ってない学生もいます。
なので大学からそのような学生には補助金が出るようです。
今のところ、そういう理由でオンライン授業を受けられない
学生はとんといませんでした。
それにしても小中学校などの休校期間が延長し、大変ですよね。
共働きで誰もいない家庭の子供はほとんど何もできず、
裕福な家庭は学習塾やオンライン家庭教師(?)など雇い
学習差がどんどん出ているようです。
是非早くこのオンライン授業を小中高にも行うべきだと思います。
何でやらないのか不思議!
先生もものすごく大変だし、
PCが家庭に複数ないとかいろいろ制約があるかもしれませんが、
そこは政府が補助金を出すとか、出版社などがいろいろなコンテンツ
を無料配給するとかで可能なのではと思います。
これだけ臨場感があれば、子供たちも楽しみながら勉強できるのでは
ないかと思います。
大学のオンライン授業は続くよ、どこまでも。。ですが、
楽しく頑張ります!!試行錯誤ですが!