英語のノートティキングの大切さ
公立大学の優秀なクラスの英語授業で、
簡単なダイアローグを聞かせてノートをとるように言いいました。
でも、みると誰もほとんど何も書いてない!
「何をどう書いたらわからない」
と口をそろえていいます。
聞けばそのようなことを学校の英語授業で習って
来なかっとのこと。
二人の人が今度の大統領選挙にだれを選ぶかを話し合っている
場面で、
候補者AとBのいいところ、悪いところを簡単に述べて、
どっちもだめだ~というダイアローグ。
内容的にもそんなに難しくはないのに、ノートがとれない。
ノートテーキングは大切なスキルです。
例えば海外の高校、大学などで
授業をとれば当然必要だし、
講演会に行ったり、小さなミーティングに出ても
誰かが重要な情報を与えてくれるわけだから、
ノートをとるのはとても大切なことです。
テクニックは、はっきり言ってこれだ!というのはない。
人それぞれだから。
ただ言えることは、
全部書こうとしない。
あたりまえだけど、ある程度内容がまとまったら、キィワードを書いて
簡単にまとめること。
英語ならどんどん略字を使う。Mon Wed Janなど。
また、ノートをとる言葉が必ずしも英語でなくとも、日本語でもOK.
漢字は短くすぐ書けるから便利です。
私はアメリカの大学、大学院の講義は日本語で
ノートテーキングをしていました。
教授が話すことの内容がある程度まとまったら、
それをさっと日本語でまとめるのです。
隣のアメリカンの学生が、前に休んだからノート見せてくれない?
と私のノートをのぞき込んでギクッ??
「なんだこりゃあ?」
あの~日本語なんですけど~(笑)
アメリカでは先生が丁寧に黒板に文字を書いてくれないし、
とにかく早口だ。
プラス、一方的は講義だけではなく、どんどん学生も発言して
授業が発展していきます。(そこは素晴らしい!)
そして、自分もノートとりながら、議論に参加しないといけない
から忙しい!
あれ?TOEFLやTOEICテストではリスニングの時にノート
とってはいけないのでは?
どいう疑問があるかもしれませんが、それはそれ。
実際の場面でノートテーキングスキルは役に立ちます。
プライベートレッスンの時に、
TOEFLのような
長いレクチャーを生徒さんにノートテーキングさせると
イライラしてきます。
「ええ?まだあるの?
書ききれないし、自分が書いたものを読んでも読めない!」
と悲痛の声が!
安心してください。
練習すればできるようになります。
今までやってこなかっただけで、慣れていないのです。
英検のリスニングは別にノートとってもいいので、
レッスンの時にノートを取るように生徒さんにいいます。
上達するには、
まとまった話を聴いてみる。英検のパート3のようなショート
パッセージ、TOEICのパート3のナレーション。
これは独学でもやりやすいです。
自分でちゃんと正しく書いたか確認できるから。
だんだん慣れたらTED TALKSみたいな長いものにも
挑戦してみましょう。
スクリプトもダウンロードできますからちゃんと確認できます。