「英語ではストレートに断るのがベスト」なんて言われていますが、少し誤解があるかもしれません。
ぶっきらぼうに聞こえることも。。。
「No」と言いたいけど、角が立つのが心配…。
そんな時に使える、**ネイティブがよく使う“やさしい断り方”をご紹介します。
なぜ「断り方」が大事なのでしょうか?
日本語では空気を読んだり、あいまいに返事したりしますが、英語でははっきり伝えることが基本であることは本当です。
とはいえ、冷たく聞こえるような”No!”ばかりでは人間関係がうまくいきません。
だからこそ、気遣いのある断り方を身につけておくと、ビジネスでも日常でも役立ちます。
たとえばこんな違いがあります:
〇 “I wish I could help, but I’m really swamped this week.”(助けたいけど忙しい、と配慮)
ポイントは、「気持ちはあるけど…」という前向きな姿勢を見せることです。
基本フレーズ集:丁寧な断り表現はこう言う!
以下は、ネイティブがよく使う「やんわり断る」ためのフレーズです。使う場面と一緒に覚えておきましょう。
お誘いを断るとき I’d love to, but I already have plans.
(行きたいけど予定があるの)
頼まれごとを断るとき Thanks for asking, but I don’t think I can make it.
(頼んでくれてありがとう、でもできないと思います)
仕事の依頼を断るとき I appreciate the offer, but I’m afraid I have other commitments.
(お申し出はありがたいのですが、他の予定が入ってしまいました。)
興味はあるけど断るとき That sounds great, but it’s not something I can take it on right now.
(それは素晴らしいことだと思いますが、 今すぐ引き受けることはできません)
さらに便利な表現はこちら:
Thanks for thinking of me!(考えてくれてありがとう!)
Unfortunately, I’m not available at that time.(残念ながらその時間は都合が悪くて)
※「No」の代わりに感謝+残念な気持ちを添えるのがポイント!
☆シーン別ミニ会話フレーズ
1. 友達から飲み会に誘われたけど行けない…
B: Thanks for the invite! I’d love to, but I’ve got an early morning tomorrow.
「行きたいけど、事情がある」と前向きに断る!
2. 上司から残業を頼まれたが用事がある
You: I’d really like to help, but I have a family commitment I can’t miss.
Could I finish it first thing tomorrow morning?
「代案を出す」のがプロフェッショナル!
3. 友人から引っ越し手伝いを頼まれたが無理そう…
You: I’d love to help, but I already made plans with my parents.
Let me know if I can help in another way!
「今回は無理だけど協力したい」という気持ちを伝える。
Noも“スマート”に言えば人間関係は壊れません!
断ることに罪悪感を持つ必要はありません。英語では、自分の限界や予定をはっきり伝えることは礼儀のひとつとされています。
でも、伝え方には気遣いを。
以下のような便利フレーズ集を覚えておくと、どんな場面でも役立ちます:
It’s not the right time for me.
I hope you understand.
Can I take a rain check?(また今度でもいい?)これよく使います!
断るのは悪くないことですが、それは伝え方次第です。
「断る=関係が壊れる」ではありません。むしろ、正直かつ思いやりのある“No”は信頼につながります。
今度「ちょっと無理かも…」と思ったときは、今日紹介したフレーズを使ってみてくださいね!