アメリカで車を運転した思い出
アメリカに住む場合に車の運転は不可欠です。
NYやシカゴのど真ん中とか、公共交通機関が滅茶苦茶
発展していることころはいらないかもしれません。
が、日本人の海外駐在員の多くは、平和な郊外(suburbs)に住むことが
多いです。一般的に、中流以上のアメリカンは郊外に住むことが多い。
そして車の運転はマストです。車がないとどこにもいけない!
子供の幼稚園の送り迎えから、お稽古事の
送り迎え。そしてその辺のグローサリーの買い物のためのスーパーも
車。徒歩では危ないと、治安のいい郊外の近所の友達に言われました。
ともかく広いので、どこに行くにも車、車。
アメリカ人の友人と、” we live in the car”(車に住んでいるみたい)と
笑っているくらい、車を使います。
子供が幼稚園なら、多くは車で送り迎え(スクールバスのこともありますが)、
子供の友達の家にも車で送り迎え。 お稽古事でも通おうもんなら
車で送り待っている!
うちは、幼稚園の送り迎えはもちろん、空手に公文式
(日本語、算数)、テニスレッスン、土曜日の日本人学校の
補習校へのスクールバスのところに送り迎えをしないといけません。
もし子供がいなくてもどこに行くにも車です。
殆ど歩かない生活なので、 No wonder quite a few American are obese.
(多くのアメリカ人が肥満なのは驚くことではない)
と思いました。
実際私も下の子をナーサリー(施設内で子供を見てくれる所)に預けて
コミュニティーセンターのエアロビクスや、テニスをはじめなければ
どんどん太っていたかもしれません。
そして、ご存じの方も多いかもしれませんが、アメリカでは
州により法律が変わるので、州ごとに運転免許をとらないといけません。
例えば、California 州に住んでいて、転勤でIllinois 州に住むのなら、
Illinois州の運転免許証を取らないといけません。
勿論、短期でなく、長期に滞在するときは、まずはその州の運転免許
試験(筆記と実施)を受けねばなりません
。
まずは左ハンドルと右側通行で戸惑うし、サインも日本と異なります。
そして、何よりよりもネズミ捕りが多いかな?
私は何度捕まったことか? (笑)
郊外の小さい道は15マイルのスピードリミット
なのに、20マイルで走っていたら、後ろからウーウーとパトカーが。
その他にも、方向音痴の私はウロウロ運転して、一時停止をきちんと止まらないと
またウーウーと後ろからパトカーが
!!
下の子がベビーシートに座るのがいやで、立ち上がったら、ウーウー!!
しまいには。Police officerにチケット(違反切符)を沢山切られて、
“you have to go to the traffic court !” 交通裁判所に行かねばなりません。
と言われて、いよいよ逮捕されるかと思い、
“Am I under arrest? Do I have to hire lawyer?”
(私逮捕ですか?弁護士を雇わねばなりませんか?)
というと、police officerは大笑い!!
簡易裁判所に行きましたが、すごい行列で、弁護士も、jury(陪審員)もいない。
みんな勝手に言い訳して、判事が罰金を言い渡すというもの。
笑えたのは、みんなあまりにもばかばかしい言い訳をしている。
ある男性は、ストリートに植えて木に車をぶつけたのですが、
“あんなところに木があるのがおかしい。僕は悪くないんだ!”
あまりにも、はあ?という言い訳ばかりしてしました。
私は正直に
‘” I am sorry, it was my fault. I was in a hurry many times,
because I didn’t want my child to be late for pre-school”
ごめんなさい。私が悪いです。何度も急いでいました。
というのは、子供の幼稚園に遅刻をさせたくなかったからですし。。“
というと、judgeは、え??
という顔をして、確か罰金がすごく安かった(笑)
しかし、事故を起こした場合は、やはり”I am sorry”とはいっては
ならないみたいです。日本人の口癖でついつい行ってしまいますよね。
私のお友達も、明らかに相手が悪いのに、I am sorryといったばかりに
お前が悪いと付け込まれ、私に交通裁判所について行ってくれと
頼まれたこともあります。
もし将来アメリカに住み、運転することがあれば、その州の
運転免許を取り、気をつけて運転し、
事故をしたら sorryと言わない。万が一故障でもしたら
絶対に民間の人の助けを頼らない。(映画ではないけど、
大丈夫ですか?といって助けるふりをして悪いことをする人が多い)
また、道に迷ったり、何かトラブルがあれば、たまたま通った
人に頼らず、ガソリンスタンドとか、コンビニみたいな
所に必ず行って聞く。(悪い人が沢山いますからね)
あと、万が一、大都市で運転するなら、絶対にいってはいけない
エリアがあることがあるので気を付けて。
昔、シカゴのサウスサイド(ジャングルを言われている)に友達
の運転で迷い込んだことあり、それはそれは怖かったです。
あと,日本でも同じですが、あまりhonk(クラクション)しない方が
いいです。たまにキレル人がいるみたいですから。
まあ、安全に、安全なところを運転していればいいんですけどね。
また、州にもよりますが、日本のような厳しい基準の車検制度がないので、
自らマメに点検してもらったりしないと故障するかもしれません。
だからあんなによく故障車を目にするのかもと思いました。4
アメリカでの運転はマストだし、いろいろなところに行けて楽しいですが
いろいろと知っておいた方がいいかもです。