笑われる英語(笑)

ずいぶん前に出された本なんですが、日本人とアメリカ人の国際的お笑いコンビのパックン マックンによる「笑われる英語・笑わせる英語」という題名の本があります。

久々にページをめくっていたら、大変笑えました。
多くはちょっとここには書くのを憚れるようなHな内容のものもあるのですが、
「あるある。。」というケースが沢山。

例えば、海外旅行で、

”What are you doing in America?”
「アメリカで何をしているんですか?」

”I am on a trip”
”I am traveling”
というのが正解なのに、
”I am tripping.”と答える。

”tripping”とは薬でラリッているという意味。
よく学生が英語を話すときに間違えますね。
”I was tripping during my vacation”
なんて。

また、何かお土産をあげるときに

”I have something for you. Sorry, this is something boring…”
「渡したいものがあります。すみません、とてもつまらないものです。」

これも英語で言うと、滅茶苦茶変です(笑)

”I hope you like it”
「お気に召すといいのですが」

といいましょう。

あと、有名な「マイカー、マイナンバー」の誤解。
これほんとに厄介な和製英語ですよね。

”Did you come here in your car?”
「あなたは自分の車(マイカー)で来たの?」

と聞くときに、

”Did you come here in (MY CAR)?”
「あなたはマイカーで来たの?」

と聞きたいのでしょうが、
実際は「あなたはここに私の車できたの?」になりますね。
同じく、

”Do you have MY NUMBER?”
「あなたはマイナンバーをもってる?」

と聞きたいのに、まともな英語では
「あなたは私の(電話)番号もっている?」
という意味になりますね。

マンション=大豪邸
”I live in the mansion.”

と言って、1DKの小さなマンションに案内したら、アメリカ人はビックリ!
日本で言うマンションは、”apartment”か”condo”

”I don’t have any classes.”
「今日は授業がない」

単数形になると

”I don’t have any class.”
「私には品がない。」

という意味になる。
”class”は授業以外にも、品格という意味があるんです。

発音が変で誤解される例も面白いです。

”Have you ever been abroad?”
「海外に行ったことがありますか?」

この”abroad”の発音が、”a broad”(女性を表す口語でブラッドと発音する)
なので

”Have you ever been a broad?”
「女性になったことがありますか?」

とも聞こえたことがあるそうです。

また「何してたの?」と聞かれたときに

”I’ve been reading”
「読書していたんだ。」

という発音が

”I’m Bin Laden.”
「私はビン ラディンです。」

と聞こえることもあるみたい。

お会計の時に、

”Bill, please”
「お勘定お願いします」

と言ったら、”Beer please”に聞こえたらしくてビールをもって来られた日本人がいたそうです。
本当か嘘かわからないような話ですが、実話だそうです。

Jack というパイロットが、コックピットに入り準備していたら、もう一人のパイロットが入ってきて、”Hi, Jack”と挨拶したら、それを無線で聴いた板管制棟の人にはハイジャックと聞こえて大騒ぎになったとか。

今日はここまでにします。
笑われる英語、面白いですね。英語で笑わせるのはもっと難しいですが。

それでは Have a nice week☆

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