これはどの言語にも言えることです。
言葉って実際に使わないと忘れます。
以前、アメリカの大学院で勉強しているときに、一つのterm paper, (レポート)の課題に、” language loss”とテーマで書きました。
“Language loss”とは、長年、外国に住んでいるうちに、もともとの母国語を忘れてしまうという意味です。
日本人の子供たちで、駐在員と子女としてアメリカに来ている子は、親がもう日本に帰国することを前提にして子供達を教育しているので、地元の学校に通いながらも、日本語を忘れちゃうことはあまりありません。
しかし、アメリカに永住すると決めた日本人の親の子供たちは、見事に日本語を忘れていました。
様々なテストやアンケートをして調査しましたが、やはり驚きでした。
私たちが学んでいる英語もそうですが、ちゃんと学んで、聴けて、話せるようになっても、使わないと錆びます。
いつもいうように、読んだり、聴いたりし続けるのも大事ですが、実際に英語を話したり書いたりするというアウトプットも大切。
私たち英語の先生も、のんきに構えていると錆びれます。
幸い私は、大学で英語による授業を行ったり、プライベートの英会話レッスンを教えたりして話したりするのでまだいいのですが、やはり絶えずブラッシュアップしないといけません。
先日、込み入った時事問題を英語でディスカッションをしたくなり、ブレィクスルー講師で、政治経済問題がとても得意なアメリカンのオンラインレッスンをとり、話してみました。
topicは1月6日の議会襲撃事件のトランプの関わりについて、フロリダの自宅から見つかった機密文書についてなど。。
本当に面白かったです。
大変いい刺激になったので、コンスタントに続けていこうかなと思います。
皆さんも、英語の力をキープしたい、または習ったことを実際に使ってみたい、英語を上達させたいと思われるなら、是非、毎日といわなくても頻繁にアウトプットする機会を作るといいと思います。
やり方は、時々ここにも書きますが、英語で書いてみる、英語で話してみる。
外国人がそばにいなければ、日本人同士でも構いません。
今は手軽な価格でオンライン英語も取れるみたいですし、いろいろ活用してみましょう。
誰かと話して、インターアクションをすることが大事です。
英語がブラッシュアップされるのと同時に、もっとスラスラと英語が出てくるようになりますよ。