英会話で役に立つ 助動詞
日本人は英文法が得意だとか言われたこともありますが、実は
本当は苦手なのではないかと思います。
特に、英語は通じればいいのだ!という方針(コミュニカティブアプローチ)が
盛んになってからはますます英文法の力が低下しているように思います。
英語を専門とする大学の学生たちも、英語を話しますが、書かせてみると
間違いが多いし、ましてや教養で英語を取っている大学の学生などは
高校でちゃんと英文法をやったのかな?という子もいます。
TOEICでも文法のセクションが苦手だという人も多いです。
でも、文法は大切だし役に立ちます。
まず、仕事で使う場合など、へんてこりんな英文のメールを送ったり
すると信用に関わりますし、話す英語でもきちんとした文法の英語を話すと
スマートに聞こえます。
私は長年、高校生にも英語を教えていますが、いつも文法を教えるときに
ただ試験のためではなく、会話でもバリバリに使うんだよ~と話します。
例えば、会話で重要は役割を果たす助動詞はマスターすべきです。
「should」
You should do that (やるべきだよ!)
それ以外の意味では
She should be here any minute. (彼女はすぐにここにくるはず)
「may と might」
Do you want to come to the party?
Yes, I may go.
Yes, I might go.
これだとmayのほうが行く可能性がある。誰かが
I might とったら、可能性は低いとか面白いですよね。
また助動詞の過去形を使えばとても丁寧になる。
Could I borrow the stapler? (ホチキスを貸してもらえます?)
Would you mind borrowing the stapler?
(本当にすみませんが、ホチキスを貸してもらってもよろしいでしょうか?)
(一番丁寧な頼み方ですね~)
慣用句も覚えるといいですよ~
すごーく遠回しに、~やってみてもいいんじゃない?と言いたいときは、
You might as well as stay home tonight.
(まあ今夜は家にいてもいいんじゃね~?)(若者風の言い方)
(ほかによりよいことがなく、それをしない理由もないという
消極的な意味)
You should stay home tonight. (家にいるべき)(少し押しつけがましい)
You have to stay home tonight.
You must stay homme tonight. (家にいなければならない)(強い命令調)
You had better stay home tonight. (家にいたほうが絶対にいいよ)(上から目線の命令調)
「Had betterは目上の人とか親には使わないようにね。顰蹙かうよ~」
と教えます。
英語でも一応、いわゆる敬語みたいな言い方がありますから、助動詞を覚えて
置くと間違いないですね。
ご存じの通り、
Do you wanna come to the party?
ではなく。
Would you like to come to the party ?
勿論ですとも(喜んで!)
と言いたいときは
I’d love toと言いましょう。
助動詞の慣用句を文法の参考書みてみると。。(チラッ)
I would rather walk than drive to school. ( ~した方がましだ)
He may well be proud of his students. (彼が生徒を誇りに思うのはもっともだ)
前にも書きましたが、覚えようと思ったら自分のことに当てはめて
英文をつくると頭にはいります。
例えば
I would rather 〇〇than ~.
~するより〇〇した方がましだ。
これをやるとほとんどの生徒さんが笑いながら
覚えてくれます。
英語上達には語彙力アップ以外にも文法を楽しく覚えましょう。
必ず役に立ちますぞ☆