草の根国際交流

草の根国際交流

毎年多くの日本人が世界中に旅行に行きますが、。

だいぶ変わってきたにしても、多くは観光とショッピングで

終わってしまうようです。

勿論それも楽しいのですが、せっかく海外に行ったら

現地の人と交流したり、お話する機会があるといいです。

高校の時には国際交流に目的のAFS(American field service)、

大学の時はSONYの故盛田会長が作られた国際教育

振興財団からの奨学金をいただいたこともあり、なんだか

日本文化を広める国際親善大使みたいなことをやるように

期待されたので頑張りました。

高校留学の時は本当にいろいろな所を訪れ、

私たち留学生はそれぞれ自分たちの国について

話す機会を与えられました。

幼稚園、小学校、ロータリークラブ、教会の団体、黒人ばかりの

高校、※アーミッシュの街、インデアンばかり住んでいる

インディアン居留地(Indian reservation)の学校、女性団体など

様々な場所で自分たちの国について話しました。

アーミッシュ →※(アメリカ合衆国のオハイオ州・ペンシルベニア州・
中西部などやカナダ・オンタリオ州などに居住するドイツ系移民
の宗教集団。 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活を
していることで知られる。電気とか近代機器を使わない人々)

その当時はパワポなどないので、写真のフィルムからスライドを作り

スライドショーを行いました。(なんか浴衣きたような覚えが)

スライドショーが終わると、記者会見のように手が上がり、質問の嵐!

幼稚園や小学校でウケたのは、日本語での1から10の数の数え方でした。

Itchy knee sun she go rock hitch hike (ごまかし) coo (coo)

Jewは問題になりそうなので単にジュー!

クラスでみんな大きな声で何度もリピートしていました。

大学の時は、大学にNippon International Societyというクラブ活動

のようなものがあったのでその会長に選ばれ、地域のために

Japan Nightというイベントを開催したり、やはり地域の学校に

日本についての話をしにいきました。

Japan Night では、地元の学生、人々がたくさん来てくれ、

典型的な日本の家族を風刺したスキットをやり好評でした。

小学校で受けたのは、短冊みたいな紙に、筆ペンでその子の

名前を日本語で書いてあげるもの。

最初は「ジョン」、「ステーシー」と書いていたのですが、

Kanjiがクールだというので、当て字で

梨案(リアン)とか書いてみたらこれが大うけ!

みんながずらりと列を作り興奮していました。

まあ何が言いたいかといいますと、海外に行く機会が

あれば、それもさっと出かける旅行ではないほうがやりやすい

のですが、なんらかの形で現地の人たちを交流できるといいですね。

簡単な日本料理を作り、こじんまりとしたホームパーティでもいいし、

お茶、お花、空手?踊りなんでも特技があればそれをお見せする

機会をつくるとか。

或いは、そんな大げさなものでなくても、

スマホにいろいろな写真を撮っておいて

見せてあげるのもいいかもしれません。

勿論、変にJapaneseにこだわらなくても何か共通の趣味があることが

分かれば一緒にやってみるなど。。

こういう小さな草の根交流が、大げさですが世界の平和の一つの

点だと思うんです。

昔、AFSのリターニーの先輩が渡米前のオリエンテーションで、

“世界の子と知り合いになると、例えばどこか国で

地震とかなにかあったら、「あの子大丈夫だろうか?」

って思う気持ち。それが大切。

大げさに聞こえるけど、それが平和への一歩なんだよ。“

と言われていたのを思い出します。

海外留学する前の高校生や大学生に、日本というか自分の日常の

パワーポイントを作ることを勧めています。

今はSNSもあり、益々繋がり続けることが容易になってますね。

勿論日本にいる外国人(今はこういう状況で少ないけど)を

助けたり、交流するのもありです。

草の根交流、やってみましょう☆

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