中高とミッション系だった私は、毎日朝礼の礼拝とか、聖書の授業を受けていましたが、いまいちピンと来ない感じでした。
日本は親子関係、友人関係、親戚関係など密で、団子社会とも言われていますね。
宗教が育ちにくいと言われます。
高校3年の時に、初めて親元を離れ、一年アメリカ留学したとき、とても心細い感じがしました。
いわゆる、団子のようにねっとりと頼る存在がなく、日本でもらったギデオン協会の小さな聖書を読んだものでした。
日本語と英語で書かれていましたが、目次に、
不安な時。。人が信じられないと思ったとき。。恐怖に襲われたとき。。
などの項目があり、なんとなく読んで心を落ち着かせることができました。
今にいたるまで、本当に自分が励まされ、また落ち込んでいる友人を励ましてきた、聖書の言葉を紹介したいと思います。
「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。
これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました。」( 詩篇119:71)
うまく言えませんが、その時に辛いと思われることも、それが最後にはすべていいことになる。例えば、他人の気持ちがわかるようになる、自分がより強くなることができる。
「なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。そして、希望は失望に終ることはない。」(ローマ 5:3-5 )
これは私の座右の銘です。
悲しんでいる友人や、叔父を亡くして悲しむ叔母にも送りました。
私の人生の支えになっています。
(中略)
a time to weep, and a time to laugh; a time to mourn, and a time to dance;”
「すべてのことに時がある。
泣くのに時があり,笑うのに時がある。泣き叫ぶのに時があり,踊るのに時がある。」(伝道3:4)
これも励まされます。
なんでも時がある。自分が思うようにならないときに、なんでこうならないの?とか、どうしてこんなことが起きるの?と思うこともありますが、すべてについてふさわしい”時“があるのです。
そう考えると気が楽になります。
以前にも書きましたが、聖書の言葉や表現(biblical expression)を知っている事は、英語への理解、そしてその文化への理解を深めます。
この機会に英語で聖書を読んでみるといいかもしれません。