アメリカ人の社交辞令を本気にしてはいけない

アメリカ人の社交辞令

私が通っていたアメリカの大学院の
英語教授法の講義の中で教授が言っていました。

「言語を教えることは文化を教えること。
それを知らないとその言語をマスターするのも厳しいし、
いろいろと摩擦が起きる」

例えば、アメリカ人はとてもフレンドリーで
いつもニコニコしているというイメージがありますね。

“Come anytime! Call me any time!”

会って間もないのに、
「いつでもきてください。いつでも電話してください」
とよくいいますよ。

でもそれを真に受けて、
本当に相手の家に訪れようとしたり、電話したりすると・・・。

「あれ?なんだか冷たい」
「いつでもOKと言ったのに~!」
とショックを受けてしまいます。

だから、アメリカ人がニコニコして
そのように言ってくれたら、
”That’s very nice of you to say so. Thank you”
と言いながらもさらりと流しましょう。

アメリカ人の誉め言葉も
100%真に受けないほうがいい時もあります。
もちろん本気で褒めてくれているのですが、
なんせアメリカは褒める文化ですから。

Excellent!
Great!
Fantastic!
Super
Awesome
Fabulous
Beautiful

まだまだあります。
誉め言葉のオンバレード!

アメリカは褒めて育てる文化なんです。
だから社交辞令の一部として軽く受け流しましょう。

褒められたら、
「いや~私なんてだめですよ」
「いやあ、これは安物で1ドルショップで買ったんですよ」
なんて変に謙遜しないで、
ニコッとして”Thank you”と言いましょう。

そしてこちらも同じように誉めることも大切です。
褒められて嫌な気持ちになる人はいませんものね。
これは日本人同士でもそうかもしれませんね。

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