私を含め、日本人はすぐに謝りますね。
ゴメン!
すみません。
いいことなんですが、アメリカであまり謝ると、とんでもないことになる。
有名なのが、交通事故の時に、“I’m sorry.”と言わない方がいいということ。
どんなに自分が悪くても言わない。
事実、在米中に、駐在員の奥様が事故を起こしたときに、思わず謝ったそうな。
そうすると相手は、
「あの日本人女性が過失を認めた」
と言い張り、交通裁判所に行くことになり、私に来てくれと頼まれたことがあります。
やはり本当だった!
スピード違反で、違反チケットがたまり、簡易交通裁判所に行った時は面白かった。
陪審員など一人もいなくて、Judge(判事)が一人いてズラッと並んだ人々が、あーだこだーだとjudgeに言い訳するのですが、誰も謝らない。
街の木に車をぶつけたひとは、ごめんなさいどころか、
「あんなところに木があるのがいかん!」
だって(大笑い)
私は素直に、
So I was speeding a little bit.”
「子供たちを迎えに行かないといけなかったのに、遅刻していた。
だから少しスピードをだしてしまったし~」
なんて話したら、judgeがびっくりした顔をするではありませんか。
多分素直にsorryなんて言った人はいなかったかも?
おかげで罰金が凄く軽かった覚えがあります。
またやたらに謝るのも嫌がられます。
ダブルスのテニスの試合で、あまりよく知らないアメリカンと組んだ時、ミスするとついつい”Sorry”と言ってしまいます。
するとアメリカンはだんだんイラッとしてきて“Stop saying sorry”と言われてしまった。
勿論本当に謝らなければならないこともありますね。
軽く謝るとき
”Sorry about that.”
「あ、あれごめんね」
「ごめん、悪い」
もう少し真面目に謝る
「〇〇してごめんね」
「嘘言ってごめんね」
「遅れてごめんなさい」
もう少し改まった言い方だと
「あなたに謝らなければならないのです」
「上と同じ」
「申し訳ありません」
ビジネスでよく使われるいいかた(Eメールなんかでよく使われる)
「遅れて申し訳ございません」
「ご不便おかけして申し訳ございません」
他にも、
「私が悪いんです」
めったにアメリカンはいいませんが(笑)
他には、Forgive(許しを請う)もありますね。
「また遅れて許してくださ~い」
ビジネスで使う謝罪文なんかは、TOEICのreadingに出てくるEmailに沢山出てくるので、pick upしておくといいでしょう。
上手に謝る方法を覚えましょう!