秋からどうなる?アメリカの大学
アメリカで新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
最近では、一日に7万人を超える新規感染者数が報告されている。
死者数も15万人を超え、世界で一番!
(感染者数 8月28日 5,867,785人)
ロックダウン疲れと急すぎた規制緩和、医療体制が
整っていない、貧富の差の存在などいろいろあるでしょう。
当然のことながら、大学もすべてオンラインの授業をやっている。
しかし、秋からは、対面に変えるところも。。
というかもうすでに対面授業に変えている大学もあります。
様々な記事がありました。
大学の経営も悪化の一方のところもあり、
大学教員の大量解雇もあったようです。
また教授らが、対面授業での感染リスクを恐れてストライク?
その他、
早々に対面授業に変えたのはいいけど、クラスターが出て
すぐにオンラインにスイッチしたところもあります!!
ジョージア工科大学、
ノートルダム大学、ノースキャロナイナ大学など。
最近の傾向としては、この記事のように
https://www.npr.org/local/309/2020/08/04/898935688/university-of-illinois-to-require-twice-weekly-c-o-v-i-d-19-testing-in-urbana-champaign?fbclid=IwAR0YiDgbV0MYmXX52svP5r5-ktPmCaMkJR4Tc7r_koKcwH8Jd8z6ElDPHdk
学生にオンライン授業を取りたいか
対面授業を取りたいか選択させる。そして対面を取りたい人は
大学がコロナの検査をする。勿論教員も検査する。
これはすごく理にかなっていると思います。
PCRではなく、確か唾液検査だと思うけど。
ただ、そのためにオンライン授業で学生に返金するどころか、
追加にお金をチャージする大学もあるみたいです。
日本みたいにアーダコーダいわず、オンラインがいやならさっと
学生も辞めちゃうだろうから、あまり日本みたいな議論は聞きません。
「返金しろと」か、「安くしろ」という声もないわけではないけれども、
かなり充実したプログラムをオファーして、満足している学生も多いのも
驚きです。
そして日本のようにクラスターが出たからと言って、その大学や
その大学の学生が社会からバッシングを受けたという話はあまり聞かない。
そもそも「コロナにかかって申し訳ありません」という気持ちもないでしょう。
コロナにかかった人が、ごめんなさいと頭を下げているのもあまり海外で
は聞きません。
アメリカの大学の授業は、あのマイケルサンドル教授のような、大きなクラス
で講義をやるタイプと、白熱議論を戦わせるタイプの授業と二つタイプがあるけど、
私が思うには、あのライブ感満載の議論を戦わせる授業が、オンラインでどれくらい
刺激的に再現できるか、いかに学生ヲフォローするかが問題かと思います。
日本の大学もまだまだ続くオンライン授業!
2020年7月の調査によると、日本の大学でのオンライン授業の
実施率は97%に上り、大学教育現場におけるオンライン授業の導入が
全国的に進んでいることが明らかとなりました。
それに対して満足度は低めとか?今いろいろと調査が進められている
ようです。
日本での新型コロナウィルスの感染状況はアメリカほど深刻では
ありませんが、アメリカの大学の例を横目でみながら
試行錯誤していく必要があるでしょう。