大学AO入試、推薦入試の落とし穴

大学のAO入試、推薦入試の落とし穴

秋はいろいろな大学でAO入試、推薦入試などが行われていますね。

ところでAO入試ってなに?

AO入試は「アドミッションズ・オフィス入試」の略であり、

学校側が学生に求めている基準にそっているかどうかを基準に

合否を決める入試方式のことです。

もともとアメリカの大学で採用されていた入試システムでしたが、

日本でも最近では有名な大学などでもAO入試を採用し、

学生たちもまたO入試を利用して希望する大学に進学しています。

普通は学力テストを基に合否を判断するのが大学入試ですが、

AO入試制度では、「面接」+「論文」などを基に

合否の判断材料としています。

AO入試のメリットは、学生がその大学で学びたいという

意欲が重視されるため、高校時代の学業成績など関係なく、

一日で行われるいわゆる大学入試試験なども行いません。

受験生の個性や適性、複数回行われる面接や専門的な内容で作成する

論文などが合否の判断基準となり、本人のやる気次第で学力に

自信がなくても希望する大学に入学できるチャンスがあります。

公募制推薦入試や指定校推薦入試では、大学側が

出願を受け付ける高校を指定し「入学可能学生数枠」のもとに

受験を行う「指定校推薦」や大学が設けた基準をクリアした学生は

誰でも出願できる「公募制推薦入試」があります。

指定校推薦では、学業成績が全般的によく、高校の推薦がもらえれば

応募できますし、かなり合格の確率も高いですが、

それと比べると公募推薦は少し難しく、

大学にもよりますが、簡単な教科の試験、小論文

面接などがあります。

これらはAOや指定校推薦にもありますが。

AOは得に何か一つに秀でているとお勧めかもしれません。

全国大会にいった、賞をもらった、留学していた、何か特殊な

技能があるなど。

いずれにしてもこれらの試験は遅くとも11月くらいまでには

合格が決まるので、合格した生徒は大喜びですね。

そこからが問題です。

毎年大学でも問題になっているのですが、よほど高い意識

をもって勉強し続けないと、1月2月まで必死に勉強した

一般受験の学生とは実力に雲泥の差が出てしまい、大学側も

頭を痛めているところです。

最近ではリメディアル教育といって、推薦やAOではいった

学生に、基礎から教えるという事をしている大学もあるようです。

前にある大学で新入生のクラス分けテスト(筆記)を

採点したことがありますが、

その差はすごかっです。

また大学のクラスで、全然英語のテストの点数が取れない学生が、

「あの、私、指定校推薦なんで、英語全然だめなんです。」

と相談にきたりもしました。

そこで、AO入試、推薦で大学が決まったと喜んでいる

学生さんがいたら、アドバイスしてください。

“Keep on studying!”

英語とか、必要なら数学。。また本を読むなどして

遊びほけないようにしましょう!!

私は多くの大学でも大事になるTOEICを勉強しておいては?

と勧めています。

頑張りましょう☆

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