ニュースを見て意見を持とう!

去年教えていた学生が、授業後にふらりと教室に現れて、「相談したい」といいます。
何かと思えば、イギリスに夏に行き、スウェーデンなども行った。
いろんな人と話して、あまりにも楽しく、卒業したら、イギリスの大学で学んで、あちらで仕事をしたいといいます。

英語が専門ではない専攻なのに素晴らしい!
どんな勉強をしたらいいかとか、どんなテストを受ければいいかという話はいつものことなんですが。

ふと彼女がいいます。

「ヨーロッパの若い人たち、みんなすごいニュースとか知っていて、日本で起こっていることを聞かれたんですが、私、全然しらなくて、恥ずかしい。」

うーん、昔からそうだけど、特にZ世代はニュースをあまり見ないで有名?
たまに、クラス中に、テキストの英文が山火事の話であったときとかに、「今、大変でしょう。カナダの山火事で、アメリカ本土が大変なことになっているよね?」と話しても、「え?そうなんですか?知らなかった。」

ニュースとか見ないかと聞くと、テレビはあまり見ないし、たまに携帯のネットニュースをチラ見するくらいらしい。
彼女に、少なくとも今日本で起こっているニュースなどはきちんと内容を把握して、できれば、私はこう思う!という意見を持った方がいいよ~と話したら、頷いていました。

国際情勢を隅から隅まで理解しろとはいいませんが、せめて日本で起こっていることくらいは知って、英語で説明して、自分はどんな風に思うかを知ったほうがいいかと思います。

前にも紹介した、Japan today、Japan TimesのDaily news updateなど、購読しようとすれば無料で毎日配信されますし、リスニングならEnglish News NHK world radio Japanというニュース番組なら、国際ニュースもありますが、国内ニュースもあるので、聴けます。

内容を知っているものが多いので聴きやすいです。
そしてやっぱり、インプットしたらアウトプットですね。
どんなニュースなのか、そして自分はどう思うのかなど、英語で話しあう機会があるといいでしょう。
私もたまに、readingのクラスでそんな機会を作っています。

若者だけではなく、皆さんも是非チャレンジしてみてください。

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