「住むならどこが一番いい?」
「誰を一番尊敬してますか?」
こんな質問を投げかけると、ほとんどの日本人はフリーズ!
「ええええ?えっと~(汗)」
そして、最初の質問に対して
“New York”
と答えてくれても、
“Why?”
と聞かれると、まずは撃沈の人が多いです。
これって日本語で質問してみても同じなんですけどね。(笑)
要は、迅速に質問に答えるって訓練をあまりしていないのかな?
TOEICのスピーキングテストでは表やグラフ、スケジュールを見て答えるのは、待ち時間15秒。
TOEFLは、ほぼなし。
理由は、ビジネスや普段の時に何か質問されたときに、質問した相手はすぐに答えを期待するからだそう。
実際、外国人と話すときも、質問されてからレスポンスするのにかなり早くする必要があります。
前に、東京でプレゼンテーションのセミナー(日本語ですが)を受けたときに、100の質問シートをもらい、お互いにすぐに答えるというセッションがありました。
「あなたの好きな色は?」
というような質問から
「あなたに影響を与えた人物は?」
なんてのもあり。。
これはいいぞと、私は英語版でこういう質問シートを作って英会話の生徒さんに練習させました。
それも、みんなが弱い “Why?” もいれてました!
例えば、
「あなたの名前は?」
「あなたの名前に何か意味がありますか?」
「好きな色は? なぜ?」
から始まり、終わりには
「あなたの好きな歴史上の人物は誰? なぜ?」
ともかくパッパッと答えてもらう。考え込まない。
とてもいい訓練になります。
すぐに答える練習は日本語でもやっておいた方がいいですね。
大学入試の推薦試験の面接、就活などでもいろいろな質問がされたりしますし。
質問されたら、頭をフル回転させて、まず話してみる。
”Well……ah….”
と詰まらないで、頑張って!
これも訓練で上手になりますよ。
まずは簡単な質問に対する答えから始めてみてはどうでしょうか?
高度なレベルになると、ロジカルにきちんと話さないといけません。
たまに、ペラペーラと長々と話す人もいますが、ちゃんと要点を絞って、余分なことは言わないようにしないといけません。
TOEICもTOEFLも大体1分で話すように要求されます。
まあ、まずは、簡単なレベルから始めましょう!