海外旅行に行くだけではなかなか難しいですが、ある程度の期間留学や仕事で海外に滞在するチャンスがあれば、是非、日本の文化や習慣などを紹介するイベント、パーティをしましょう。
今はインターネットが世界中に繋がり、SNSで海外の情報が得ることはできますが、まだまだ本当の日本のことを理解している人はそう多くはないでしょう。
いまだに、侍が住んでいる町があるとか、日本は中国の一部であるなどの、とんでもないことを信じている人がいるかも。(当時は多くいました)
私が高校生の頃AFSの奨学生で、アメリカに行ったときは、国際交流をすることが目的でもありましたから、本当にいろいろな所に派遣されました。
黒人ばかりの高校、インディアンレザベーション(インディアン保護地区)にあるインディアンの高校、幼稚園、小学校、教会、ビジネスマンの集まりなどに招待されて、日本、オーストラリア、トルコ、オーストリア、スェーデンなどからの留学生の私たちがスピーチをしました。
その頃はパワポなんてないので、私は写真のフィルムから作ったスライドを見せましたが、大変好評でした。
日本の古い歴史というよりも、今の日本での生活についてです。
自分の家族、高校(制服や誰も笑ってない集合写真がウケタ)、友達の写真、満員電車の様子、地下街のショッピングセンター(珍しいらしい)、赤ちょうちん、温泉(銭湯)(知らない人が複数でお風呂にはいるのは驚き)など大変好評でした。
日本のユニークな文化紹介もいいかもしれません。
メカニカルなシャワートイレ、何でも出てくる回転ずし、アルコール飲料まで売っている様々な自販機(これには外国人ビックリ)。
そして、プレゼンの後は、まるで記者会見のように、質問の手が上がります。
幼稚園児なんか凄いですよ。
そして、彼らの英語がなかなか聞き取りにくい(笑)
Where Does Samurai (Ninjya) live in Japan?
可愛い質問も続々!
その後に、子供たちに受けたのは、折り紙の折り方、日本語での数の数え方の伝授(itchy Knee Sun…) そして短冊に筆ペンで名前を書いてあげるもの(カタカナや無理やり当て字で漢字)漢字で書いてあげると、大喜び!漢字はcoolなんですね~!
大人向けなら、このあと簡単なJapanese dinnerなど開くといいかもしれません。
特に日本食はヘルシーですからね。
あ、ホストファミリーやお世話になった人への簡単なgiftに関しては、扇子や風呂敷みたいな伝統的なものもいいのですが、喜ばれるのが文房具。日本の文房具は本当に面白く、機能的で可愛いものが多いですね。
100均でもいろいろあります。
消せるペン、シャープペン、綺麗な蛍光ペン、マスキングテープ、可愛いノート、小物、お寿司の形のマグネット。
4年前にシカゴやWisconsinに戻った時も、ホストファミリーや友人たちにすごく喜ばれました。
せっかく海外に滞在したら、是非是非、ありのままの日本のことを伝えてみてくださいね。