外国人観光客に注意をする時には?

このトピックは前にも取り上げたことがありますが、コロナ禍で日本への外国人観光客が激減してたので、最近は、あまり問題が起こっていませんでした。
しかし、コロナが落ち着き、外国からの観光客が増えてきましたね。

そして、またまたいろいろな摩擦が報道されています。

ついこの間は、富士山がよく見える所に外国人観光客が殺到し、いろいろな所で写真を撮りまくっていると、地元の方が困っているというニュースがやっていました。
道路のど真ん中に立ち止まり、写真を撮ったり、他人の家の敷地内に入り込み、風景の写真を撮るなど。

看板に英語で注意を促しても、効果がないようです。
やはり、ここは、私たちが親切に、注意をしましょう。

でもいきなり、

“Don’t take pictures here!”
「ここで写真を撮るな!」
“Don’t enter here!”
「ここに入るな!」

なんてなんでも”don’t”をつければいいってもんでもないですね。

注意するときに一番使われる表現は。。。

“You are not supposed to ~“
「~してしてはいけないことになってます。」
”You are not supposed to take pictures here.“
「ここで写真を撮ってはいけないことになっています」
”You are not supposed to enter here.“
「ここに入ってはいけないことになっています」
”This is a women-only subway car, so men are not supposed to ride it.“
「これは女性専用車両なので、男性は乗ってはいけないことになってます」

”allowed”を使った方が少し強めの意味になりますけどね。

”You are not allowed to smoke in public facilities.”
「公共施設ではたばこをすってはいけないことになってます。」

ちょっと遠回しに、こうしてくれるとありがたいんだけど~
と言うとき。

例えば病院なので、マスクをはめていない外国人に対して。。

“We would appreciate it if you could wear a mask.”
「あの~マスクをしていただけるとありがたいんですが。。」

え? 外国人に注意するのは怖い?
大丈夫です。あちらはどんどん注意しますからね。
むしろ日本の方があまり他人に注意しなさすぎ。
逆ギレされるのが怖いとか。ま、それもわかりますけどね。

注意をしようと思い立ったら、まっすぐ相手の目をみてへらへら笑わないで、

”Excuse me~! You are not supposed to ~”

と言ってみてくださいね。
大体は言う事聞いてくれますよ。
ってか知らなくてやっている場合が多いでしょうから。
強く言わないといけない場合もあるかもしれませんね。

この間、外国人スキーヤーたちが、入ってはいけない危険な所にはいりスキーをして、命を落としてしまいました。
まあ、彼らがそちらに向かう時を見た人はいないかもしれないけど、

もし、私たちがこれは危険だぞと判断したら、
”supposed to”どころではなく、

”It is prohibited to enter here because it is extremely dangerous.”
「ここに入るのは禁止されています。非常に危険なので。。」

といってあげてください。

死んでしまうかもしれませんぞ!といっても。

”It could kill you.”
”It could cost you your life.”