英文法ができないとだめなのだ!

英文法ができないとだめなのだ!

「文法ばかりやってるから日本人は英語が話せないのだ。」

などと英文法は悪者にされて、一時は

「文法なんてどうでもいいから、とにかく通じればよいのだ」

といわれたものでした。(今もその傾向があります)

しかし、前のメルマガにも触れたことがありますが、
英文法は大切です。

私の教えている大学でも英語がペラペラと話せる帰国子女が
多くいます。

しかし、ちょっと英語を書かせてみると、その文法の間違えに
唖然とすることがあります。

文法は大切です。ほんとうに!

「英文法は例えてみれば、スポーツのルールのようなもの。
テニスであれ、野球であれ、スポーツには必ずルールがあり、
選手はsのルールに従って試合をする。英語も同じである。
英語を使いたかったら、ルール(文法という規則)を学び、スキル
(聞くこと、読むこと、書くこと、話す音の4技能)を磨くしかない。
文法というルールを学ばないと、コミュニケーションという試合には
出られない。」

同時通訳の草分けで、立教大学名誉教授、NHKの英語番組も手掛けている
鳥飼久美子氏の文法の大切さの引用です。

私は中学3年間で、通っている教会の牧師の英語塾で、ある進学校
のテキストを使い、高校までの文法をしっかりやりました。

そして痛切に思います。

本当に文法は英語を話したり、書いたり、そして読んだりするときに
めちゃくちゃ大切です。

確かにアメリカ人はあまり文法から母国語をマスターしません。
私たちの日本語もそうであるように。

アメリカの高校のENGLISH(現国のようなもの)のクラス、
大学院の授業での文法の授業(ESLのアメリカ人教師が多いクラス)
を受けていても、ネーティブより文法の知識はありましたので、
みんなに不思議がられました(笑)

そして今では、高校生の大学受験生、TOEICの生徒には
チャート式英文法(これ最高)を基に説明しています。
どうやったら文法が学べるのでしょうか?

勿論、文法の参考書を読んで知識として理解することはまず必要
です。

しかし、読んで、頭にいれただけでは身に付きません。

それを基に文を自分で作ってみて、話したり、書いたりすることが
必要です。

教えるほうも、文法の専門用語を使って難しく教えるのではなく、
いかに実用的に使われているかなど例を挙げて説明したり、
興味のある話をしたり、自分で文を作らせてみる。

例えば、現在完了を説明するときも、完了、継続、経験。。
というコンセプトも難しく説明しないで、

え?彼女と1年間つきあってるの?じゃあそれを現在完了進行形で
言ってごらん。

「えーと、I have been dating with her for one year.」
エヘヘ

助動詞の慣用句なんか、文を作らせるとよく覚えてくれます。

ある高校生は

I would rather die than talk to him.
(あいつと話すくらいなら死んだほうがましだ!)
ワハハ  とバッチリ覚えていました。

文法をきちんとマスターすると、正確に英語が話せて、
書けるようになりますね。

ヘンテコで文法適当な英語を話したり、書いたりしていると
教養がないと思われますし、きちんと文法をマスターすれば
おのずとコミュニケーション能力も上がります。

繰り返しますが、知識と覚えるだけではなく、覚えて使って
みましょう。

新しく覚えた仮定法を、ネーティブ相手に使ってみる。
短くてもいいから日記を書くのもいいでしょう。

(書いてみると見事に文法の力がわかっちゃいます)

文法なんていらない!英語が話せないのは文法のせいだ!なんて
いうのは真っ赤なウソです。

じっくり文法マスターもしましょうね☆

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