英語でコロナウィルスについて語る語彙

英語でコロナウィルスについて語る語彙

今や日本語の新聞も、英語の新聞やニュースも

コロナ、コロナ、コロナ。。

アメリカ版のyahoo.comの記事もコロナだらけ。

でもFacebookにも書きましたが、

日本のコロナに関しての報道ではやたらにカタカナが

使われている。

cluster  (クラスター)

日本語で集団感染といったほうが正確かな?

元は“群れ”とか“集団”

英語の元の意味とは少し違うかも。

pandemic (パンデミック)

感染症が世界的規模で同時に大流行すること。WHOの方が

フガフガ言ってましたね。Coronaがpandemicと認めるのに時間が

かかりましたな。これは意味的に正しいみたい。

outbreak  (アウトブレーク)=感染症の突発的発生。

これは一定の期間内、特定の地域や人間集団で予想されるより

多くの感染患者が突発的にでること。

これも意味的にOK。

lockdown(ロックダウン)

これも英語記事にあるから正しいでしょう。

あとCoronavirusというときに

コロナヴァイラス と発音しないと通じません。
記事にはCOVID-19などの書いてあります。

あのPCR検査は PCR method

PCRは polymerase chain reaction test (PCR)

の略のようですが難しいのでPCR methodでわかるかな。

“感染した。”という英語は

More than 60 people have been infected in Tokyo.

“潜伏期間”というのは

It is said that incubation period could be up to 4 weeks.

隔離という言葉は発音が難しくて

He is supposed to be in quarantine for two weeks
(クォーランティーン)

自主隔離は

self-isolate
self quarantine

濃厚接触者は

She was in quarantine for two weeks as a close contact.

買占めは panic buying (世界中で起きていますね)

ところで一番怪しいのは overshoot(オーバーシュート)

という単語です。

もともと英語では“度を過ぎる”

“行き過ぎる

という意味で、為替相場で使うことが多いようです。

普通は“通り過ぎる”

飛行機などが“行き過ぎる”

でも日本でコロナウィルスの専門家会議で、

「このままでは爆発的患者急増(オーバーシュート)
に繋がりかねない」

というように使われたとのこと。

それ以来毎日のようにニュースでこの言葉を聞くようになりました。

Japan timesなどの英字新聞をみてみると、

overshootの語にわざわざ引用符が用いられていること、

そして「オーバーシュート」という語の説明が加えられていることからも、

元の英語とは使い方が若干異なり、「爆発的感染」や「患者の急増」を

間接的に意味するものとして使われたことが伺えるのではないでしょうか。

日本だけで使われる独特の表現といえるかもしれません。

ちなみにネーティブの同僚に聞いても、誰一人意味がわかりませんでした。

以下はJapan times記事の引用です。

The panel nonetheless warned that the current situation could
still lead to “overshooting” — a nationwide explosive surge of COVID-19

Koike warned that the next three weeks are critical, as Tokyo could see
an “overshoot,” or an explosive increase in cases.

オーバーシュート、正しくは

an explosive surge in infections
感染の爆発的な急増

an explosive increase in infections
感染症の爆発的な増加

というようです。

このような単語を覚えておけば、海外の方とメールしたり、

お話するときに堂々と語り合えますね。

私も大学のネーティブの同僚や、ブレィクスルーのネーティブ

講師と熱くこのCOVID-19について語っております。

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