ChatGPTで英語を書く練習

先日、メルマガ読者の方からこんなコメントをいただきました。

「パソコンを使って、英語の勉強を始めたいのですが、何からやればいいでしょうか?」

この質問、とても多いです。
私がまずお勧めしたのは、英語を書くことです。
なぜなら、書けない英語は、話せないからです。

でも、日記=小学生の作文、ではありません。
以前このメルマガでも触れましたが、私は英語学習者の方に「毎日、短くていいので英語を書く習慣」を勧めています。

ただし、ここで言う「日記」は、

I woke up at 7.
I ate breakfast.
I went to work.

のような、小学生の作文ではありません。
もっとおすすめなのは、SNSに投稿するような感覚の英文です。

今日あった出来事、そのとき感じたこと、ちょっとした愚痴や気づき完璧な英語でなくて構いません。
今の自分の英語で書くことが大切です。
書きっぱなしが、一番もったいない!

ここからが、一番大事なポイントです。

書いただけで満足してしまう人が、とても多いのですが、それではほとんど上達しません。
書いた英文は、必ずChatGPTにチェックしてもらいましょう。

ただし、“Please correct my English.”だけでは不十分です。

おすすめのChatGPTプロンプト(英語)

以下のようなプロンプトを使ってみてください。

Please correct my writing.
Do not just rewrite it.
Explain what you changed and why.
Please explain the grammar, word choice, and expressions that are incorrect or unnatural.
After that, show me a corrected version.

意味:
私の英文を直してください。ただ直すだけでなく、どこをどのように直したのか、文法・語法・語彙の選び方の観点から説明してください。その後、修正後の英文を見せてください。

実例:まずは「間違いを含んだ英文」
たとえば、こんな英文を書いたとします。

Original passage
Yesterday I was very busy and tired.
I had a meeting with my boss and we talked about my future plan.
He said me that I should try more harder.
I felt a little bit depressed but also motivated.

ChatGPTによる添削(解説つき)

(1)文法・語法のポイント

x future plan
→ 「将来の計画」は future plans または future が自然

x He said me
→ say は say to 人 または tell 人

x more harder
→ 比較級に more は不要

(2) 修正後の英文(例)

Corrected version
Yesterday I was very busy and tired.
I had a meeting with my boss, and we talked about my future plans.
He told me that I should try harder.
I felt a little depressed, but also motivated.

ここで終わらせないことが、最大のポイント

多くの人は、「添削してもらって終わり」にしてしまいます。
でも、本当の学習はここからです。

なぜ said ではなく told なのか
なぜ more harder がダメなのか
どんな表現が「英語らしい」のか

それを理解した上で、もう一度、同じ内容を自分で書き直してみてください。
この 書く → 直す → 理解する → 書き直すというサイクルこそが、「話せる英語」につながります。

ChatGPTは、英語を「代わりにやってくれる道具」ではありません。
自分の英語の弱点を、はっきり見せてくれる最高のコーチです。
パソコンがあれば、今日からすぐに始められます。(スマホでも英文を早く打てるならOK!)

まずは短い英文でいいので、ぜひ一度、この方法を試してみてください。