英語になった日本語

英語を学んでいると、ふと「この単語、日本語そのままじゃない？」と思うことがあります。
たとえば sushi（寿司）や tsunami（津波）。
これらは、日本独自の文化や現象を表すために、そのまま英語に取り入れられた言葉です。

日本語が英語に入る背景としては、

固有の文化や食べ物に対応する単語がない
→ ramen や edamame は日本ならでは。

海外で人気になったため、そのまま定着
→ anime、karaoke。

学問やニュースで必要になった
→ tsunami、haiku、kaizen。

つまり、日本語が世界語として通じる瞬間があるんです。

☆食べ物編：世界が愛する和食

和食はユネスコ無形文化遺産にも登録され、世界中で人気。
食べ物関係の日本語は、特に多く英語に取り入れられています。

sushi（寿司）
We had sushi for lunch.（お昼に寿司を食べた）

ramen（ラーメン）
This ramen shop is famous in New York.

tempura（天ぷら）
Shrimp tempura is my favorite.

edamame（枝豆）
They served edamame as an appetizer.

umami（旨味）
Tomatoes are rich in umami.

miso（味噌）
Miso soup is a traditional Japanese dish.

tofu（豆腐）
Tofu is popular among vegetarians.

sake（日本酒）
We enjoyed sake with dinner.

※「umami（旨味）」は、フランスやイタリアのシェフが普通に使うほど世界的に認知されました。

☆文化編：伝統とサブカルチャーの輸出

1. 伝統文化

kimono（着物）
She wore a kimono at the festival.

karate（空手）, judo（柔道）
He practices karate twice a week.

samurai（侍）, ninja（忍者）
→ 映画やゲームで大人気。

2. サブカルチャー

anime（アニメ）
I love Japanese anime.

manga（漫画）
This manga was translated into English.

otaku（オタク）
ネットでは「アニメやゲーム好き」を意味する英語として使われる。

karaoke（カラオケ）
英語では「キャリオキ」に近い発音になることも。

※「anime」と「cartoon」はニュアンスが違い、世界では「日本のアニメ文化」を特別視しています。

☆自然現象・学問・ビジネス編

自然・社会現象

tsunami（津波）
The tsunami caused severe damage.

typhoon（台風）
→ 元々中国語の影響もあるが、日本経由で英語に定着。

bonsai（盆栽）
He takes care of bonsai trees as a hobby.

haiku（俳句）
We studied Japanese haiku in literature class.

origami（折り紙）
Origami is used in art education.

☆ビジネス・学問

kaizen（改善）
The company introduced kaizen to improve efficiency.

kanban（看板方式）
Kanban is widely used in project management.

sensei（先生）
The judo sensei taught us discipline.

※「kaizen」「kanban」は、製造業から世界に広まった“経営用語”として有名です。

日本語は食文化・伝統文化・自然現象・ビジネス用語など、幅広く英語に取り入れられているのは驚きですね。
「訳せない日本独自のもの」は、そのまま世界共通語になるになるのでしょう。

英語で日本文化を紹介するとき、日本語のままで使える言葉ああるのはなんだか楽しいですね！英語を学んでいると、ふと「この単語、日本語そのままじゃない？」と思うことがあります。
たとえば sushi（寿司）や tsunami（津波）。
これらは、日本独自の文化や現象を表すために、そのまま英語に取り入れられた言葉です。