今週は、相手の気持ちを受け止め、「わかるよ」「共感しているよ」
という思いを英語で自然に伝える方法ですをお教えします。
英語では、共感をしっかり言葉にして表すことが大切!
ただ “I understand.” だけでなく、感情や状況に合わせた表現を選ぶことで、相手は「理解されている」と安心できます。
なぜ「共感フレーズ」が大切なんでしょうか?
日本語では「そうなんだ」「うんうん」とうなずくだけでも気持ちは伝わりますが、英語では沈黙やうなずきだけだと無関心に見えることがあります。
だからこそ、「あなたの気持ちを理解しているよ」とはっきり言葉にすることが信頼関係の基本です。
例えば、友達が大変な話をしてくれたとき…
無言でうなずく、のではなく、、
私は、That must be tough. I am praying for you.(祈ってるよ)とよく言います。
この一言で、相手は「ちゃんと聞いてくれている」と感じます。
次に【よく使う共感フレーズ】感情別リストです。
1. 悲しい・つらい気持ちに寄り添うとき
That must be really hard for you.(本当に大変だね)
I can only imagine how you feel.(その気持ちは想像するしかないけど…)
That’s heartbreaking.(胸が痛むね)
I know this must be a difficult time.(今はつらい時期だよね)
2. イライラ・不満を理解するとき
I’d feel the same in your shoes.(私でも同じ気持ちになるよ)
That sounds frustrating.(それはイライラするね)
I can see why that upset you.(それで気分を害したのもわかる)
I’d be annoyed too if that happened to me.(私でも腹が立つと思う)
3. 喜びや成功を一緒に感じるとき
That’s fantastic news!(それは素晴らしいニュースだね)
You must be thrilled.(きっとすごくワクワクしてるでしょ)
I can tell how excited you are.(すごく嬉しそうなのがわかるよ)
That’s such a big accomplishment!(大きな達成だね!)
次に【会話での使い方】一歩踏み込む共感の仕方です!
ただ相づちを打つだけでなく、共感+質問で会話を広げると効果的です。
例1:落ち込んでいる友人に
(こんなことになってしまって残念だよ。大丈夫?)
例2:仕事で不満を抱えている同僚に
(それはイライラするよね。具体的に何があったの?)
例3:良い知らせを聞いたとき
(すごいね!どうやって実現したの?)
「感情を受け止めた後、質問をする」と相手はさらに話しやすくなります。
さらに、話を繰り返して確認するのも共感のテクニックです。
例:
(締め切りが急に早まったってことだよね?そりゃストレスだよね)
最後に、即使えるフレーズ集をご紹介します。
I know, right?(そうだよね)
I can relate to that.(それ、わかるな)
That’s understandable.(それは理解できる)
Same here.(私も同じだよ)
I get what you mean.(言いたいことわかる)
You’re not alone in this.(あなたは一人じゃないよ)
We’re in the same boat.(同じ状況だね)
共感は、言葉にすることで初めて相手の心に届きます。
英語では、感情をキャッチしてすぐに反応することが、信頼関係を深める近道です。
今日から、誰かの話を聞くときは、“感情を受け止める→言葉にする→質問する の3ステップを意識してみてください。
それだけで会話の温度がぐっと上がりますよ。