怒り・喜び・あきれた時など、どんな英語を使ってますか?
Oh my Godばかり使っていませんか?(笑)
海外ドラマを観ていて、登場人物が感情を爆発させるセリフに思わず見入ったこと、ありませんか?
怒り、驚き、喜び、呆れ…その場の空気にピッタリな表現をサラッと使うのがすごいところ。
今回は、英語で感情を伝えるリアルな表現を4ジャンルに分けて紹介します。
さらに、上級者向けの皮肉・嫌味表現も集めました。
楽しみながら“ネイティブっぽさ”をレベルアップしましょう!
1. 怒り・イライラ(Anger & Frustration)
表現 意味・ニュアンス
I’ve had it with you! もう我慢の限界!
Give me a break! ふざけないでよ
Don’t push it. 調子に乗らないで
That’s the last straw. もう限界(最後の一撃)
You crossed the line. 一線を越えたね(これはよく使われてますね)
☆怒りの表現は、イントネーションがカギ。
強調したり、語尾を鋭くすることで感情が伝わります。
2. 驚き・困惑(Surprise & Shock)
表現 意味・ニュアンス
What the heck?! なんだそれ!?
No way! うそでしょ!?
Get outta here! 信じられない!(驚き or 賞賛)
This is unreal. 現実とは思えない!
You’re kidding me! 冗談だろ?
☆驚きを伝える時は、表情やジェスチャーも一緒に使うとよりリアルに!
3. 喜び・感動(Happiness & Excitement)
表現 意味・ニュアンス
This is amazing! すごい!
Couldn’t be happier. 最高に幸せ
I’m so pumped! ワクワクしてる!
I’m on cloud nine. 天にも昇る気分
You made my day. いい日になった、ありがとう!
☆Tip:ポジティブ表現は、トーンを明るく・リズミカルに。
SNSでもよく使われます!
4. あきれ・皮肉(Disbelief & Sarcasm)
表現 意味・ニュアンス
That’s rich. よく言うよ(皮肉)
Unbelievable. 信じられない(怒 or 呆れ)
Whatever. もういいよ
You call that an apology? それ、謝ったつもり?
Really? That’s your excuse? それが言い訳なの?
☆「呆れ+皮肉」表現は、表情+沈黙の“間”が効きます。
【Advanced Column】英語で“キツめに”言いたいとき
~ドラマで学ぶ皮肉・嫌味系ネイティブ表現~
ネイティブは、遠回しにキツいことを言うのがとても上手です。
ここでは、上級者向けの「皮肉・批判・嫌味」を込めた表現をご紹介します。
表現 解説と使用例
“Oh, you got promoted again? Good for you.”
How convenient. 「都合いいね、それ」(非難)
“You forgot again? How convenient.”
Well, isn’t that just perfect. 「はいはい、完璧だね~(嫌味)」
“You broke my laptop? Well, isn’t that just perfect.”
What a surprise.(冷笑) 「驚きだわ~(全然)」
“Late again? What a surprise.”
Look who’s talking. 「自分のこと棚に上げてよく言うね」
“You said I waste money? Look who’s talking!”
Bless your heart.(米南部皮肉) 「かわいそうにねぇ~(バカにしてる)」
“He tried to fix the sink with duct tape. Bless his heart.”
☆文脈や口調次第で「ジョーク」と取られることも、「攻撃」と受け取られることもあるので注意!
英語表現が学べるおすすめドラマを調べてみました。
私はFriendsとBrooklyn Nine-Nine(学生にメチャ面白いと勧められました)しか見たことがありませんが。。
タイトル 特徴・おすすめポイント
Brooklyn Nine-Nine 警察署の日常×ユーモア。皮肉や驚き表現が満載。
The Office(US版) 社会人の日常を描いたコメディ。気まずさ、嫌味、皮肉の宝庫。
This Is Us 家族と人生の感動ドラマ。繊細な感情表現が秀逸。
Modern Family 世代と文化のズレに笑って泣ける。皮肉+感動+愛の絶妙バランス。
Amazon prime video, Disney+, Netflixなどいろいろな所で視聴できます。
例えば This Is UsはDisney +, Amazon prime videoで視聴可能なようです。
感情表現が使えるようになると、英語に“人間らしさ”が加わります。
ネイティブのように気持ちをのせて言えたら、英会話がぐっと楽しくなるはずです。
まずはドラマの一場面をまねして声に出してみましょう。
“怒るときは怒るように”、“笑うときは本気で楽しそうに”。
それが本当の「使える英語」への第一歩!頑張りましょう!