英語の完璧主義をやめよう!

よく言われるのは、日本人の英語が伸びない理由は、「完璧主義」だからと。

つまり、英語を話すならペラペラとネーテイブのような発音で、スラスラ話し、英語を聴くのならすべて理解できないと気が済まない。
読むときも同じで全部理解できないと気が済まない。
書くのも文法が完ぺきでないとイカン。。

なんてやってると、伸びませんわね。そりゃ。

全部わからないと投げ出したくなる気持ちわかりますよ。
しかし、なんというかドーンと構えて、リスニングも大体何言っているか理解する。
話すときも、ちょくちょく詰まったり、文法が多少めちゃくちゃでも言いたいことを言う。
そして、日本語ナマリはOKとする。

書くのもまず書いてみて、直したければChatGPT先生や人間の先生に頼む。
読むのも大体のgeneral ideaをつかむ。こんなattitudeが大切かな?

先日プライベートレッスンでも英語の少し早い会話を聞いてもらっていましたら、その生徒さんは全く理解ができない。
原因は、その方は全部理解しないと気が済まないので、分からない単語が聞こえてくると、「なんだろう?」と思考が止まってしまいます。だから理解ができなかった。

そういう人は多いです。

TOEICの問題も同じで、readingなどもサクサク、ざっとやらないとスピードを上げて読めないし、終わらない。
時間をかけてやってもあまり正解率は変わらないんです。

Listeningもそうで、何となくそう言っているかな?と余裕をもって聴いたほうが正解率があがる。

過去にも多くの方を見てきましたが、完璧主義の方は伸び悩んでしまいます。
間違えたくないからと、考えすぎてしまうんですね。

性格を変えようとは言いませんが、少なくとも、「多少聴き取れなくても、理解できなくても、間違ってもいいや」というメンタリティを持つことが英語上達には大変大事だということをここで強調したいです。

勿論、完璧に理解するために、英語を訳して読んだり、リスニングも一字一句理解しようとしたりするのも大事な時もあります。
でもいつもはリラックスして構えるという態度も大切。

先週書いた、「英語をBGMで聴くのはあまり効果なし」と矛盾しそうですが、言いたいのは全く理解できないものを聴いたり
読んだりするのはちょっと話が違います。

あくまでも自分のレベルにあいそうなものを選ぶのも大事です。
半分くらい理解できる感じでしょうか?

ちょっと意識構造を変えてチャレンジしてみてください。
「なんとなくわかればいいや」と!

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