アメリカでの留学時代、高校生の時も、大学の時も、ずいぶんいろいろ日本についてのプレゼンをしました。
特に高校生の時は、AFS(American field service)の奨学金をもらったので、その地域での日本への理解を深めてもらうために、いろいろな所に行かされました。
婦人団体、地元の教会、ロータリークラブ、黒人高校、インディアン保護地区のインディアンの高校、地域の小学校や幼稚園。。などなどいろいろ行きました。
AFSの留学生ばかり5.6人で回ったかな?ヨーロッパ、トルコ、中南米、オーストラリアからの留学生たちでした。
それぞれ民族衣装を着て、パワポはその当時ないので、スライドを写真のフィルムから作り、スライドショーをしました。
内容は、京都や奈良の歴史的な建物の話ではなく、ごく日常の風景です。
自分の家族や、高校生活、通勤の様子やrushアワーの風景、地下街のショッピングセンターの様子などなど。
驚いたのは、プレゼン終わったあとには、記者会見のような、質問の嵐!!
特に幼稚園児がすごかった。
「日本人は英語話しているの?」(日常的に)
「日本ではハンバーガー食べるの?」
「いつも着物を着ているの?」
「日本のどこにサムライが住んでいるの?」
次から次へと質問の嵐でした。
面食らったのは、
「日本は中国のどこにあたるの?」
この質問は幼稚園から高校生までありました。(今でもそう思っているアメリカン多いかも)
幼稚園児に受けたのは、短冊作り、筆ペンで名前をカタカナと漢字で書いてあげるというもの。
行列作ってくれて、書いてあげると、喜んで大騒ぎをしていました。
マイク 真育なんてね(LOL)
大学では、“Japan Night”というイベントで、スキット(short play)を作り、ある日本人家族の一日を典型的に表現しました。(シナリオとディレクターは私です。)
今はインターネットもあるし、SNSもあり、日本のことかなりよく知られてますが、それでもやはりこういう日常生活の話なんかは大変ウケますし、日本理解に繋がります。
留学で海外に行く高校生には、こういうパワポを作って、日本食の簡単なもの作って、Japan partyなるものをやったら?と勧めています。
数年前、個人で英語を教えている高校生がオーストラリアに留学することになってので、日本の今というか、自分の周りの生活のことパワポで作ったら?提案したら、見事に作り、オーストラリアで大好評だったそうです。
せっかく海外に行く機会があるなら、是非発信してください。
SNSでもできますが、やはり、生でやるのがベストですし、相手も沢山質問できます。
日本の今を、世界に発信しましょう☆