方向音痴 in the United States

今週はまた、アメリカに住んでいたときのエピソードを書きたいと思います。

私は若いときからひどい方向音痴です。
英語でいうと、

“I have no sense of direction!”
「方向音痴です!」

よく見てうなされる夢が、授業とか、講演会のような大事な所に行かねばならないのに、「場所がわからない!」と焦っている夢です。(今日もみました)

今はGoogle mapやカーナビがあるので、まだましですが、それがないころ、それはそれは大変でした。
大変な方向音痴の私に、親しい友人とか、我が子から「それでよくアメリカに住んでいたね~。」と変に感心されます(笑)

アメリカの郊外に住んでいましたが、車はマストで子供たちの幼稚園、スーパー、ショッピングモール、テニスやゴルフ場、子供たちの日本人のお友達の家、子供たちの習い事の場所(テニス、空手、公文、地域のバスケ)、日曜日に行く教会など、メジャーなところは頑張って覚えました。
誰かの家などは、大体の家には番号が書いてあるので、日本より見つけやすく助かりました。

しかし、道に迷ったら大変です。

日本なら道を歩いている人に聞くのですが、車社会なので、そうそうフラフラ道を歩いている人はいない。
道を聞く交番なんかもない。
ひたすらグルグル回るしかない。
キョロキョロ探しているうちに、一時停止忘れて、お巡りさんにつかまったり(汗)

そんなのはいい方で、一番困るのは、高速の出口を間違えた時とか、工事中でいつも通る道が封鎖されている時などは大変です。
一番緊張したのは、大学院のクラスへの行き帰りでした。
シカゴあたりは大変寒いので、凍結は怖いし、車の故障も命取りですが、やはり道に迷ったら怖いです。
クラスは夜間でしたので、特に帰りが怖い。

ある寒い日の大学院からの帰り、なぜか高速の出口を間違えて、真っ暗な見知らぬ場所に!
カーナビもないし、どうしようかと真っ青になりました。
車が故障したり、迷っても、親切な人を装い「助けましょうか?」というやつ(特に男性)には気を付けるようにいわれていました。

fake cop(偽の警察)もいるらしい。
制服着て本物そのものみたいらしいです。

なので、そういう時は、

「ガソリンスタンドやコンビニのようなところに行くとよい。」

と聞いてましたので、グルグル回っているうちに幸いコンビニが見つかり、道を聞けました。(ホッ)

今はカーナビやGoogle mapがあるし、携帯もあるから安心ですが、そのころは本当に怖かった。
それでも、もしアメリカで道に迷ったら、ともかく人目に付くガソリンスタンドやコンビニを探すといいです。

あと、方向音痴とは関係ないですが、あまりHONKしないこと。(クラクション)
(相手がブチ切れて、何をするわかりませぬ!)
めちゃよすぎる高級車に乗らないこと(car jackが怖い)。
万が一他の車とぶつかったりしたら、決して“ゴメン”といわないこと。(おまえが悪いということになる)

などなどいろいろありますね~。

ちなみに日本のように、お巡りさんが一般の車をとめて質問するなんて、アメリカではよほどのことがない限りないそうです。
事件があって犯人を追っているとか、あまりにもフラフラ運転しているとか、また、スピード違反一時停止無視とかなら仕方ないですけどね。

本当にアメリカの郊外に住むには車は必要不可欠なので、方向音痴とか運転が下手だと大変困りますね。
みなさんもアメリカで運転する時は、気を付けましょう~!

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