英語ニュースが聴きとれない時

「英語ニュースをpodcastで聴いているんです。」
こんな声をよく聞きます。それで内容はわかるのかと聞くと、
「あまり。。。」という答え。
まあ英語を聴く習慣はいいのですが、内容が分からず聴いて終わるとただのBGMになってしまいますね。

前にも書きましたが、英語を聴くのにわかりやすいのは、ナレーション(ニュースも含めて)です。
聴き取りは、映画やドラマなどの話される英語の方が断然難しいです

そこで英語ニュースを聴こうとしても、聴き取れない所が沢山ある場合どうするか?

一番のお勧めは、内容が文字で確認できるようなものを選ぶことです。
詳しく英語も、それに対する翻訳もチェックできるからいいですね。
しっかり内容を見てチェックして、また聴く。
なるほどなぁとわかるまで、重要な語句など書き出してみましょう。

つい最近まで「”English Journal”」という良い月刊雑誌がありましたが、今は廃刊になってしまって残念。
バックナンバーは買えるみたいですが。
まあ、音声付きでニュースが読める本や雑誌は山ほどあるから買うといいですね。

それが無理なら、YouTubeなどで聴いた英語ニュースなどは、設定で英語字幕がでるようになるので、それを徹底的に見て、理解してもう一度聴くといいですね。
これはちょっと英語の速読が要求されますが、少しずつとめて読んでみてもいいでしょう。

英語字幕も出ないものの場合はどうしましょう?

”うん?何?“と意味がわからない単語が出てきて、聞き流しでもいいのだけど、それが分からないと意味が理解できないと思われる場合も多くあります。
その場合、意味がわからない単語のスぺリングを想像してみて、辞書で調べる。
(辞書がなくでもスマホなどですぐに調べられますよね)
でもスペルも想像できない場合、その発音を真似して、スマホのSiriに聞いてみる。

Biden大統領のアキュイティーを多くの人が心配している。
え?“アキュィティ”?なんとなく想像できるけど、なんだろうと思ったときに、

Hey, Siri. What does “アキュィティ” mean?

と聞くと、

Acuity means sharpness of keenness of thought, vision or hearing

と教えてくれます。
英語の説明もわからない場合は、辞書でacuityを調べてみる。なるほどなるほど!
そしてそれでもなかなかわからない場合、日本語でそのニュースをなんとか調べちゃう。

バイデン大統領があの機密文書を持ち出したことに関して、
アメリカのバイデン大統領の自宅などで機密文書が見つかった問題で、捜査に当たった特別検察官は刑事訴追しないと結論づけました。

バイデン大統領の自宅などから見つかった副大統領時代の機密文書について、
特別検察官はバイデン氏が故意に持ち出したとしながらも「刑事訴追の必要はない」と結論づけました。
ただ、聴取の際のバイデン氏について、「記憶力が著しく限られている」などと指摘しました。
「私の記憶力は問題ない。大統領になってから私がやってきたことを見てほしい」

バイデン氏は記憶力に問題はないと強調しましたが、大統領選を控えて高齢への懸念が広がりそうです。(ANNニュース)

なるほどなるほど~
こういうふうに知識があると、なんとなく英語を聴いても理解できてしまうんです。
不思議ですね。特にニュースはそれができます。
ドラマや映画はそれができないですよね。
しっかり理解しておくと、後々役に立ちますし、これもお勧めです。

そうそう、いつも言っていますが、聴きっぱなし(インプット)だけではだめですよ。
それについて書いてみる、話してみる(アウトプット)も大事です。

頑張ってください!

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